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54字の物語、第四弾は、全て「いきもの」がテーマ。
「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)の今泉忠明監修。
今回は、奇数ページに54字の物語、偶数ページには、物語の解説と動物トリビアと言う構成。
物語は、「とんち」とか「ユーモア」が中心で、時々シュールなもの。ウサギとカメ、桃太郎、浦島太郎などのパロディも。
蝶、蛙、蛇など、漢字にまつまる「おはなし」も、いくつかあります。
生物学的な内容を理解するというよりも、「人間とは違う生き物の視点で世界を見ると、何が見えるのだろうか」をテーマにした物語(お話)が中心になっています。
図書館によって、児童本扱いの所と、一般書(小説)扱いのところも。
漢字には全て振り仮名がふってあるので、小学生から読めそう。
一方、大人の暇つぶしにも良さそうです。
退屈せずに読める「いきもの雑学と物語」