うみのむこうは(五味太郎)
うみのむこうは | 五味 太郎 | 絵本ナビ:レビュー・通販
ドラマ「海のはじまり」では、第一話冒頭に、娘の南雲 海(泉谷星奈)が、母親の南雲水季(古川琴音)と海(海岸、砂浜)に行って、色々と質問するシーンが出てきます。
海(泉谷星奈)
「どこから海?」
「終わりはあそこ?(海の終わりは水平線?)」
幼いころに誰もが1度は抱きそうな疑問です。
まさに、このような疑問をテーマにしているのが、
五味太郎の絵本「うみのむこうは」
1979年発行のロングセラー
ファンタジーとか、おとぎ話の世界から、世界地理などを反映した客観的な世界観への移行期に相応しい教育的な内容の絵本。
ドラマの海ちゃんのように、年長さんから小学1年生ぐらいに読み聞かせる本でしょうか。
図書館で実際に手に取ってみると、40年以上前の絵本なのに、現在で言う多様性を尊重する考えが込められていて、現代的な価値のある絵本だとも思います。