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このブログではお馴染みキャラクター図鑑シリーズの1冊。細菌編。
2019年5月出版の新刊です。
監修者の岡田晴恵にとっては、感染症キャラクター図鑑、からだの免疫キャラクター図鑑に続くシリーズ3冊目。
以下、内容の一部を箇条書き
皮膚(ひふ)や口の中などに住む細菌、おなか(腸)に住む細菌、こわい感染症をおこす細菌の3部構成。
皮膚に住みニキビの原因にもなるアクネ菌は、普段は皮膚を守っている。
ピロリ菌はアンモニアのバリアで酸を中和するので胃の中でも生きられる。
虫歯の原因になる菌と歯周病の原因になる菌は異なる。
肺炎桿菌や緑膿菌は日和見感染症を引き起こすので院内感染防止が重要。
実は少数派で滅多に病気の原因にはならない大腸菌。(O-157などは例外)
食中毒の原因になる腸炎ビブリオは海水は大好きだけど真水は苦手。
破傷風菌は傷口から入って、神経を麻痺させる毒を出す。
内容の箇条書きは、ここまで
内容を抜粋してみると、子ども向けの本と言うより、医療系微生物学の入門の入門と言った感じです。梅毒に関しても、おもに性行為で感染、キスでも移る可能性があると書かれています。レベル的には感染症キャラクター図鑑の応用編と言えるかもしれません。
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