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発達障害をマンガで紹介。
先週ブログで紹介した「私は発達障害のある心療内科医」の星野仁彦医師が監修しているので、こちらも読んでみました。こちらはマンガなので「発達凸凹(デコボコ)症の医師」とユーモラスに自己紹介しています。
本人や周囲の人が発達障害に気付く「きっかけ」になるような特徴的な言動が、漫画で描かれています。仕事でのミスが多かったり、お客さんとトラブルになったり、事故を起こしそうになるなど。発達障害ってよく分からないという人でも、具体的なイメージが抱けるようなエピソードが選ばれています。特に予備知識がない人が、ゆっくり読んでも、2、3時間あれば読み終わりそう。
発達障害を分かるとか深く理解するというよりも、これから理解するための初めの一歩のような内容。
ただし、学習障害や知的障害を伴うケースには、ほとんど言及されていないので、他の本を参照する必要がありそうです。また学校生活や職業に関するアドバイスは、あまり当てはまらないケースもありそうです。
この本の内容も含めて、星野仁彦医師の考え方が合う人、あまり合わない人がいそうですが、「発達障害の人こそ、他人(ひと)の話を聞く努力をしてほしい」というメッセージは印象的でした。
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