科学キャラクター図鑑 人体 永遠のふしぎ!
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キャラクター図鑑の元祖的な存在が、玉川大学出版部が翻訳、出版している科学キャラクター図鑑シリーズ。日本図書センターのキャラクター図鑑シリーズが医学的な側面が強いのに対して、こちらは狭い範囲の医学よりも中学、高校の理科、科学を意識した内容だと思います。
今回紹介する「人体 永遠のふしぎ!」も、やや生物学寄りの内容で、DNA,ミトコンドリア、タンパク質、酵素と言った生物の教科書に出てくる基本用語が収録されています。一方、解剖学的な用語は、「脳」とか「腸」とか非常に大雑把な分類です。
以下、印象的だった部分に関するメモ
DNAの発見者はフリードリッヒ・ミーシャー(1869年)
(この表現は紛らわしいので、普通は核酸の発見と言うようです)
最後の項目は腺ギャング。内分泌系に関わる器官をまとめて命名したようですが、
この項目だけ独自用語になっています。
今となっては勉強のために読むというよりは、日本で企画された本との違いを楽しむのが良いのかもしれません。
人体 永遠のふしぎ! (科学キャラクター図鑑) [ サイモン・バシャー ]
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