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海のはじまりは、「もしも」を考えたくなるドラマ

2024年7月のフジテレビ月9ドラマ、「海のはじまり」


目黒蓮有村架純、ドラマ「サイレント」の脚本家(生方美久)とスタッフの再集結が話題のドラマ。


月曜9時に、中絶をめぐるエピソードが描かれる意欲作。
単純な恋愛ドラマではなく、社会派ドラマとも違っていて、普通のドラマとは、かなり違った印象を受けます。
このドラマは、視聴者が「もしも」を考えたくなるドラマではないかと思います。
(以下ネタバレを含みます)

 

もしも月岡 夏    (目黒 蓮)が南雲水季(古川琴音)に結婚しようと話していたら?


もしも水季が自殺だった場合、このドラマの展開は変わってくるのだろうか?


月岡 夏(目黒 蓮)に子どもがいること知った百瀬弥生(有村架純)が、別れようと言い出したら?


夏と弥生の間に実子が生まれたら?


夏と水季の子ども南雲 海(泉谷星奈)が、南雲朱音(大竹しのぶ)に引き取られて、その後、朱音に介護が必要になり海がヤングケアラーになったとしたら?


海が実の父である夏ではなく、元々は赤の他人の弥生になついたり、甘えたりするようになったら?


ホラーに近い展開ですが、もしも海が夏の子どもじゃなかったら?


夏が海を女として意識するようになったら?


弥生がストレスから精神を病んでしまったら?


夏が、海や弥生と接する中で、自分がコミュ障とか発達障害ではないかと悩むようになったら?

 

 

ドラマの脚本を担当した生方美久氏も、(オジリナルのコメントは確認していませんが)、避妊に失敗する危険性や、がん検診の重要性を訴えたいとのこと。


もしも避妊に成功していれば、もしも中絶していれば(中絶していなければ)、もしも「がん検診」などで病気が見つかり治療していれば・・・・

 

登場人物が比較的少なく、ゆっくりと進む物語。視聴者がストーリーを、そのまま受け入れるのではなくて、「もしも」を考えないわけにはいかなく物語。
ある意味、娯楽作品というよりも映画賞を狙うようなタイプの作品かもしれません。

 

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(色々な見方があるなと思って参考になります)