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「コクがある」を漢字で書くと?

家事ヤロウで、「コクがある」という表現が安易に使われているという話をやっていました。
家事ヤロウ!!!
2022年1月18日放送

 

tver.jp

 

家事ヤロウ!!!では「コク」とカタカナで表記されていたので、漢字で書けないのか辞書を引いてみました。


まずは広辞苑を引いてみました。(第六版)

 

以下引用
こく酷
1(本来、中国で穀物の熟したことをあらわしたところから)酒などの深みのある濃い味わい。「こくがある」
2むごいこと。ひどいこと「こくな練習」
引用終わり

 

酷という漢字の左側は、酒と言う漢字の右側と同じなので、一応納得したものの、次にデジタル大辞泉も引いてみました。

 

以下引用
こく
《形容詞「こ(濃)し」の連用形「こく」の名詞化か。また、漢語「酷」からか》
1 濃厚なうまみ。「こくのある酒」
2 内容に深い趣があること。「話にこくがない」
引用終わり

 

デジタル大辞泉は、「こく」は平仮名で表記する単語という立場です。

 

ちなみに番組で紹介されていた「コク」の定義は最近提唱されたもので、まだ辞書には掲載されてないようです。

食べ物の「こく」を科学するその現状と展望

 

結論
「こく」は、あえて漢字で書くとすれば「酷」
しかし意味を考えると「こく」や「コク」と書いた方がよいでしょう。