旦那さんはアスペルガー（エッセイ漫画）
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アスペルガーの夫との生活を、妻の視点で描いたコミックエッセイ。
第8弾まで出ている人気シリーズの第一作。
一言で言うと、よく出来たエッセイ漫画。このテーマに興味のある人は是非ご覧下さい。
以下ネタバレ気味にあらすじを紹介
結婚するまではアスペルガーだという自覚無しに生活してきた夫のアキラ。
全く怒ることのない、この男性を「やさしい」「おだやか」「裏表のない」
良い人だと思って結婚した私。
子どもが生まれてからも、赤ちゃんに対して怒ることはなく、育児もやってくれる良い夫だと思っていた。
今振り返ると当時から変わっている部分はあったものの、二人の子どもに恵まれ、幸せそうな家庭生活を送っていました。
しかし、夫の失業や借金、そして夫のアスペルガーも発覚し、一家は試練に直面することに・・・
（ネタバレ終わり）
以下は個人的な感想です
本当は人の気持ちが分からないんだけど、一生懸命相手を喜ばそうとする。夫のアキラは、そんなタイプ。そのため対人関係では上手く行く時と失敗する時が両極端。野球で言うと三振かホームランかみたいなタイプ。不謹慎ながら、ちょっと変わった人が主人公の普通のマンガとして読んでも、あまり違和感なさそうです。こんな感じの人は、アスペルガーとか発達障害と言われる人の中でも比較的少数派ではないかと思います。病気や障害の一般的な特徴とは少し異なる、比較的珍しい特徴があるから、コミックエッセイとして成立しているという気もします。
この本の内容は、人間の長所を活かし短所を補う方法を考える時にも参考になりそうです。あるいは非常に考え方の違うタイプの人と、いかに上手くやっていくかを考える時にも役立つかもしれません。
