好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

声優をプロデュース。 納谷 僚介 (再読)


 

 

Amazonには電子版(kindle版)あり

 

なかなか人には伝わらないけれども、個人的には感銘を受けた本と言うのが時々ありますが、そんな本の1冊です。


声優を「いびつな才能」を持つ人と考えて、「いびつな才能」をいかに活かしていくのかが本書のテーマ。


本文の順番とは前後しますが、まずは自分が本当に好きなことを知ること、そして自分の得意なことと苦手なことを知ること、そして苦手な部分は他者に頼りつつ(上手く分業しながら)、人に喜ばれるものを作っていくこと。


ある意味、声優と言う特殊な職業を通してしか語ることの難しい、理想の仕事論が語られています。


 こんなことを考えなくても、お金を稼げればいいし、理想論を語っても、お金を稼げなければ職業として成立しない。それでも、仕事に関して、あるべき姿の一つを語っているようで、自分にとっては魅力的な内容です。

 

声優をプロデュース。 (星海社新書) [ 納谷 僚介 ]