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食べる量が少ないのに太るのはなぜか 香川靖雄(幻冬舎新書)

食べる量が少ないのに太るのはなぜか [ 香川靖雄 ]

食べる量が少ないのに太るのはなぜか [ 香川靖雄 ]
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電子版あり

 

カロリー以外の部分にも、こだわって、やせる食生活、健康的な食生活を考える1冊。

 

最も大切なのは朝食を抜かずに食べること。


そして時間栄養学の提唱者である著者(香川靖雄)が重視するのは食べる時間。


起床後、2時間以内に朝食を取る事。
夕食は、なるべく8時までに食べること。
(その後で、長すぎず、短すぎない7時間前後の睡眠を取るのが理想)

カロリーの多い食事でも太りにくいのは昼食。

 

食事内容に関しては、糖質制限ではなくて血糖値をあげにくい食事が大切。

(糖質を極端に多くとっている場合を除く)

 

個人的に驚いたのが菜食主義と健康に関する部分。
菜食主義者の中には100歳を超える長寿の人もいる一方で、遺伝的な体質によっては菜食主義は非常に危険とのこと。

 


この本の著者(香川靖雄)の専門は肥満治療ではなくて、栄養学、生化学(分子生物学)。そのためタンパク質や遺伝子の話が多く、普通のダイエット本と比べると、やや難しくなっています。

 

また身も蓋もないことを言うと、ダイエット法としては少し前に流行って廃ってしまった内容が多いので、この本の内容を実践して痩せられる人は多くないのかもしれません。

 

しかし、やせるためと言うよりは、健康的な食生活のイメージをつかむためには
役立ちそうな1冊です。