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佐々木健出演会は#13
#13 2021/11/20放送21分3秒
配信期限:2022/12/11 23:59まで
普段はBSフジで放送されているアートをテーマにしたテレビ番組、アートフルワールド。この番組が再編集されて地上波、フジテレビの深夜に放送されていました。
(フジテレビでは2022年2月17日放送 ナレーターは松本穂香、ゲストMCは女優で「鉄オタ道子、2万キロ」主演の玉城ティナ)
「2021年このアートが熱かった」というテーマで、昨年注目を集めた作品やアーティストを紹介していました。その中でも佐々木健というアーティストの作品や活動が非常に印象的でした。
2021年に開催された個展に関するページ
個展の会場に選んだのは、祖父母が暮らしていた家。アーティスト佐々木健と兄とのルーツがある場所。協賛、協力は家族。
作品の中には、雑巾をモチーフにしたものも。
子どもたちを対象にした絵画教室にあった雑巾を、あえて絵画の題材として描く。
2011年の福島第一原発事故の後の作品。
放射能(放射線)から人体を守る一方で毒性も強い金属の鉛。
そんな鉛を含む絵の具をあえて使用した作品とのこと。
10円玉
電球
知的障害、発達障害のある兄が集めていた10円玉や電球を描いた作品。
兄の視点、こだわりをなぞった作品。
この他にも「兄の絵を模写する」というタイトルの作品も。
障害者による作品をアウトサイダーアート(アール・ブリュット )と見なすこともあるが、それに対する違和感を、アート界のインサイダーである作者(佐々木健)が表現したい。
「大きな声に消されてしまう声を聞きとげる人間になりたい」
「視覚に見えないものが現代の絵画」とのこと。
アートフルワールドと言う番組で紹介されていたのは、目で見ただけでは意味が分からないけれども、作者の説明を聞くと、納得出来たり、感心したりする作品でした。たとえBS放送や深夜番組であっても、テレビで取り上げることに意味がある作品だと思います。