蜂窩織炎(ほうかしきえん)
録画してあった番組で、蜂窩織炎(ほうかしきえん)について特集していたのでメモしておきます。
ノンストップ フジテレビ
2020年 3月19日
蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは、傷口などから皮膚組織に入った細菌が増殖する急性感染症。赤み、腫れ、痛みを伴い発熱することも。
大相撲の春場所が無観客で行われていた3月中旬。力士の千代丸関が40℃の熱を出して休場しました。新型コロナウイルスのPCR検査は陰性で、蜂窩織炎と診断されました。
日暮里医院の石山敏也医師
「蜂窩織炎は、どんな人でも、かかる病気。進行すると壊死性筋膜炎に発展することも。命に関わることもあるので、すぐに病院を受診するべき」
元「おかみさん」の藤田紀子さん(若乃花、貴乃花の母親)は、蜂窩織炎にかかった力士を何人も見ており、藤田紀子さん自身も感染したことがあるとのこと。
藤田紀子さんのコメント
「(はだしで取り組みを行う)力士には、よくある病気。化膿したり入院した力士もいる」
藤田紀子さん自身は、昨年、2019年12月に発症。左足に痛みを感じて、痛みが急激に酷くなる。腫れが酷くなり、足首が赤と紫が入り混じったような色に。皮膚が腫れて、テカテカに。年が明けてから入院。シャワーがかかると火傷のような激痛に。抗生物質の点滴治療を受けて、1週間ぐらいで退院。その後、2か月ほど通院。
石山医師「しっかりした治療を行えば、1、2週間ぐらいで、良くなる。一般の人でも、ささいな傷から感染することも。足の皮膚からの感染が多いが、全身の皮膚から感染は起こり得る。」
実際にあった症例
症例1
海の岩場で怪我。たいしたことないと思い放置した結果、足が腫れあがる。
症例2
アトピー性皮膚炎の女性が発熱。太ももに熱をおびる。
患部を、かき壊してしまったからか、皮膚自体が弱くなっているため。
症例3
子どもの虫刺され
藤田紀子さんのケースは傷口が確認されず。
リンパの流れが悪く、むくみのあるリンパ浮腫になると、本人は気づかないような小さな傷口から細菌が入り感染することもある。
怪我をしたら皮膚を清潔に保つこと、赤くはれて痛む時は、すぐに受診することが大切。
番組内容は以上です。
以下は、個人的な体験談です。
私自身も以前、皮膚病のアミロイド苔癬が酷かった時に、患部を、かき壊してしまい、この病気にかかったことがあります。
最初、熱が出て筋肉も痛むので内科を受診したところ、風邪と診断され抗生物質を処方されました。翌日、熱は下がったものの、足首、脛のあたりが腫れあがったため、皮膚科を受診しました。皮膚科では飲む抗生物質と、皮膚に塗る軟膏の抗生物質の両方が処方されました。幸い、1、2週間ほどで回復しましたが、皮膚病を甘く見てはいけないと思い知らされました。
関連記事