小学生の男の子が小型のミニ四駆みたいなので遊んでいると思って見ていたら、理科の教材(実験キット、工作キットのようなもの)とのことで、20~30年前の教材と比べると、大幅に進歩していて驚きました。10代、20代の若い人たちには当たり前かもしれませんが、最近の小学校事情に疎い30代以上の人には衝撃的かもしれません。
まったく同じものは検索しても出てこなかったのですが、同じテーマのものがユーチューブで紹介されていました。(実際に見かけたものは、もっとオモチャっぽいつくりになっていました)
小学6年理科教材 電気の利用 EW エコカー&ライト
手回し発電機、コンデンサー、LED、電子ブザー、模型の電気自動車と昔の小学校ではやらなかったものばかりです。ノーベル賞で有名な青色LEDまで含まれています。(昔の小学校で扱ったのは、豆電球とモーターぐらい)
特に乾電池が、手回し発電機+コンデンサーになったのには、びっくり。手回し発電機を回す回数をそろえれば、LEDと豆電球の消費電力を比較する実験も簡単に出来ます。(乾電池を使うと面倒そう)
電気を作っているのも、模型の車を動かしたりプロペラを回しているのもモーターだというのが、見て分るのは面白いと思います。(1つのモーターで発電して、コンデンサーに蓄電させてから、もう一つのモーターを回転させています)
ボーっと眺めていると、うるさいオモチャにしか見えないのですが、中身を知ると相当な優れものでした。最先端の科学技術だけではなくて小学校段階での理科教育も進化していることに驚くとともに感心しました。