好きなことを知っている人は、しあわせ

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人生他力本願(上島竜兵さんの本)

14歳の世渡り術

人生他力本願
誰かに頼りながら生きる49の方法

 

上島 竜兵 著
河出書房新社

 

「自分の力だけでは、どうにもなりません」「主役になれなくったって大丈夫!」。永遠の子分肌、ダチョウ倶楽部上島竜兵が伝授する、49年の人生で学んだ49の頼りっぱなし世渡り術!

 

単行本 / 224頁
2010.01.18発売
ISBN 978-4-309-61658-2
定価1,320円(本体1,200円)

×品切・重版未定

(ここまで、河出書房新社のホームページから転載)

 

もう10年以上前に出版された本ですが、なぜか印象に残っていて、今回、もう一度読み直してみました。

 

14歳の世渡り術というシリーズの1冊。

河出書房新社
図書館では、中高生向けのコーナーに置かれています。
(巻末には中学生との座残会も収録)


ところどころふざけた内容も含まれていますが、大部分は大まじめに仕事について、人間関係について語っています。

 

この本の出版当時、上島竜兵さんは49歳だったので、49の世渡り術を披露。
それぞれの世渡り術の最後に格言が書かれています。

 

その2
「努力するって、結構普通」

 

その3
「人としてダメでも1つでもいいところがあれば人が寄ってくる」

 

その15
「何事も誰かの協力が必要なんです」

 

その34
「真面目にやってりゃ、なんとかなる」

 

その49
「誰かに頼って生きていけばいいんです!」

 

そして本編の最後を次のように締めています。

 

以下引用

他力本願できるのも、自分がそれだけ相手に認めてもらっているから。
だから自信を持って他力本願でいいんじゃないの。

引用終わり

 

単にパラサイトするような他力本願ではなくて、得意、不得意を持った人間同士、お互いの長所を生かしていくようなイメージです。長所を生かすには、努力とか真面目さ、謙虚さも必要。(でも苦手な部分は人に頼っていい)

 

もう中年のブログ作成者にとっても参考になる内容が多く含まれていました。

 

その一方で、危ういバランスを保つことで成り立っていた他力本願だったのかもしれません。

 

謹んでお悔やみ申し上げます。