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ロングテールとコバンザメ商法

tver.jp

 

2021年2月20日(日)放送、TBSの「がっちりマンデー」で「ロングテールの法則」を紹介していました。よく売れる商品だけでなく、たまにしか売れない商品でも、たくさん集まると「塵も積もれば山となる」。合計では、多くの売り上げが期待できるというものです。
(番組でも紹介されていたAmazonトラスコ中山が特に有名)


インターネットの世界でもロングテールSEOなどと言う手法が存在します。
しかし私は、ロングテールをブログに応用する方法を長い間誤解していました。


それほど売れていない本の感想などをブログで書き続ければ、ロングテールの法則で、自然とアクセスが増えていくと思い込んでいたのです。
確かに色々な本を紹介していけば、著者や出版社のSNSなどでブログが紹介されて、アクセスが増えることはありました。しかし、これはナンバーズ3(賞金は安いけれども比較的当たりやすい宝くじ)を買い続けているようなもので、本来の意味のロングテール戦略とは別物です。そうした例外を除くと、一向にブログのアクセスは増えませんでした。


そんな時、SEO検索エンジン最適化)関連の本、簡単に言うとブログのアクセス数を増やすための指南書を読むと、ロングテールSEOについての解説が載っていました。ブログなどでのロングテールSEOでは、複数のキーワードを組み合わせた複合キーワードで、グーグルなどの上位表示を狙う手法だと出ていました。
例えば、一つは人気のキーワード、今だったらオリンピックとかカーリングと言ったキーワードを選び、一緒に検索されているキーワードと組み合わせた記事を書く方法です。人気のキーワードと、マイナーなキーワードを組み合わせれば、上位表示が期待できます(関心を持つ人がいれば、それなりのアクセス数も期待できます)。

 

 オリンピック関連のキーワードには詳しくないので、このブログでも何度か記事にした女優の上白石萌音さんを例に書いてみます。
上白石萌音とか、主演ドラマのタイトル、紅白歌合戦、同じく芸能活動をしている「妹(上白石萌歌)」と言ったキーワードでグーグルに上位表示されるのは困難です。
しかし芸能人の多くは色々な仕事をしています。
そのため次のようなキーワードなら、普通のブログでも上位表示が狙えるかもしれません。

 

上白石萌音 赤十字
(動画のナレーションを担当)

 

上白石萌音 コーダ
(洋画、本編に出演はしていませんが、CMに出演)

 

上白石萌音 iPhoneのCM
(本格ブレーク前にナレーションを担当したレアCM)

 

ちょっとひねったものでは、「映画 L・DK (L♡DK) 男が見た感想」という上白石萌音の主演映画に関する記事は、3年近く経った今でもアクセスがあります。映画館で実際に映画を見た時、ほとんど女性ばかりだったので、あえて「男が見た感想」とタイトルに加えてみました。

 

こうして見てみると、ブログにおけるロングテールSEOと言うのは、実態はコバンザメ商法に近いと思います。「自分は真っ当なロングテールブログをやっている」と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、人力で可能なのはニッチ戦略であって、本来のロングテール戦略は難しいような気がします。

 

そもそもの話として、コバンザメのようにアクセス数を稼ごうとする人が、はてなブログを選ぶだろうかという問題もありますが。

 

しかしブログのネタ切れを避ける方法の一つしては、ロングテール戦略(という名のコバンザメ商法)はありではないかと思います。

 

ブログでロングテールを狙うならコバンザメ商法に徹するべき。
自分で書いていて情けない気もしますが、だらだらとブログを続けてきて学んだ教訓です。

 

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