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ダイアローグ・マネジメント 


 

 

ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織

ケネス・J・ガーゲン他

 

リーダーと部下の違いを認め、対話を重視するリーダーシップ論。
原題は、「RELATIONAL LEADING リレーショナルリーディング」

社会学の理論である社会構成主義経営学、組織論に応用したもの。


以前、ブログで紹介した「現実はいつも対話から生まれる」が比較的広い範囲を扱った入門書なのに対して、こちらはリーダーシップ論に焦点を絞っています。


原著は「現実はいつも対話から生まれる」のほうが先に出版されたのですが、日本語版は「ダイアローグ・マネジメント」のほうが先に出版されたため、分かりにくいと感じた人も多いようです。
私は「現実はいつも対話から生まれる」を読んでから、「ダイアローグ・マネジメント」を読んだので、表面的な意味は分かったような気がします。ただ、実際に応用するとなると、かなり難しそうという印象をうけました。(事例が、あまり詳しく紹介されていないのも一因かもしれません)


コミュニケーション能力が高い人でないと、理想論で終わってしまいそう。
忙しすぎるとか関係者が多すぎると言った現実と、対話重視の組織作りという理想の間で悩むことになりそう。


現場の人からはあまり支持されないという意見も聞きましたが、それでも理想論について考えてみたい人には刺激になりそう。

 

ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織 [ ケネス・J・ガーゲン ]

 

 

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