アイドルグループは砂のお城
今週のお題「アイドルをつづる」
このブログで、アイドルそのものをテーマに記事を書いたのは1回のみ。
元アイドルで女優の河上英里子さんのツイートを引用したものです。
河上英里子さんも、かつて候補生として所属していたアイドルグループA応P。そのグループが新メンバーを発表したときに辛口のエールを送ったものです。
(一部を省略しています。)
「大事に大事につみあげてきた砂のお城。きょうは風が強い日だったもんなぁ、飛んじゃうのなんて一瞬。
気持ちを守るために、感情を憎しみに変えても、だれも、なにも、救われない
また大事に大事に砂のお城をつみあげよう、よっぽど正しいはず。愛したのは、わたしなんだから。」(引用終わり)
当事者ならではの迫力と説得力のようなものを感じます。
最後の一文は「また大事に大事に砂のお城をつみあげよう、それが正しい在り方。私の愛したA応P」みたいな意味でしょうか。
このつぶやきから1年以上経ちました。別のアイドルグループのスキャンダルが世間を騒がせたりしています。悪いのは、壊れやすい砂のお城を乱暴に扱ってきた人たち。本当の希望があるとすれば、今度は「大事に大事に」砂のお城をつみあげることにしかない。
これで終わってしまうと、あんまりなので、最後に、河上さんも候補生時代に参加した楽曲を。非常に分かりにくい表現ですが「夢ひき算のエントロピー」という歌詞が気に入っています。
【MV】A応P「君氏危うくも近うよれ」FULL Ver.