毎日新聞から
食物アレルギー
発症予防の研究開始 皮膚炎治療で
毎日新聞2017年9月11日 19時06分(最終更新 9月11日 19時06分)
研究に関する公式サイト(研究に関する詳しい内容が書かれています。)
以下、ブログ投稿者による感想です
アトピー性皮膚炎関連で使われる用語を使うと、
「アトピーの赤ちゃんに対するプロアクティブ療法は、食物アレルギーを予防する効果があるか」を検証する研究のようです。
(プロアクティブ療法はアトピー性皮膚炎の治療法の一つ。にきびのCMのプロアクティブとは無関係)
赤ちゃんを対象とする研究なので、一般的に行われている治療法から大きく逸脱せずに詳しいデータを得ようとする立場のようです。
20年から30年ぐらい前は、食物アレルギーが原因となってアトピー性皮膚炎になるという立場も多かったのに対して、現在ではアトピー性皮膚炎が食物アレルギーにつながると言う考えが多くなっています。
その考えを前提とした上で、どの程度積極的にステロイドを使うべきかのデータを集めることが目的と言えるでしょう。(毎日新聞の記事にも「ステロイドを塗る」と明記されてるので、事実上、ステロイド治療に関する抵抗感のない保護者を対象としている研究)
アトピーとアレルギーに関して、かなり知識のある人でないと、完全に納得して参加するのは難しいのではないかと、個人的には思います。