トロールズミュージックパワー 英文解説記事
ネタバレあり、映画をご覧になった方向けの内容です。
子ども向けの作品なのに、何となく論評しにくい本作。
もやもやした気持ちを抱えながら、レビュー記事を読んでみました。
その記事には、次のように書かれています。
以下引用
『トロールズ ミュージック★パワー』のテーマは大きくわけて2つ。「多様性を認め合うこと」、そして「文化の盗用」です。
引用終わり
この記事では、「文化の盗用」については詳しく書かれていないので、グーグル翻訳を使って英語で検索してました。
文化の盗用 cultural appropriation
英語版のタイトル Trolls World Tour
すると、次の記事が出てきました。
正確な意味は分かりませんが、この映画が、「文化の盗用」をテーマにしているのかを論じているようです。
この記事に以下の部分が出てきます。
“Pop stole the beats,” says Shay matter-of-factly. “They used everybody else’s music and called it their own and did not give anybody the credit, so it’s a deep, meaningful part of the movie.
グーグル翻訳を元に作った日本語メモ
「ポップはビートを盗んだ」と(この映画の製作プロデューサーである)シェイは言う。 「ポップミュージックは他の全ての音楽を使って、それを自分たちのものと呼んだ。それは映画の深くて意味のある部分です。(以下略)」
この記事を踏まえて、この映画の分かりづらい部分をネタバレ要約すると、
次のようになると思います。
ネタバレ要約
ロックの女王バーブから音楽を守ろうと立ちがあったポップ村の女王ポピー。
しかしポピーは、ポップミュージックが他の音楽文化を盗用し、歴史修正主義的な態度を取ってきたことを知る。
K-POPは身近な一方で、ファンクミュージックに馴染みのない日本人にとっては、作品そのものからは非常に伝わりにくいメッセージという気がします。またアニメの雰囲気と、思想的に伝えたいことのギャップが大きすぎて、切り離したくなると言ったところでしょうか。
ともあれ、どんな思想で作られた作品なのか、もやもやしていた部分は、英文記事(のグーグル翻訳)を読んで、すっきりした気がします。
予告編
公開2週目現在の上映館もチェックできます。