テレビ朝日系列で5月2日に放送された「くりぃむクイズ ミラクル9」で、
「漢字で書くと3択」と言う少し珍しい漢字クイズをやっていました。
「おはよう」のように普通平仮名で書く単語の漢字表記を当てる問題です。
(例題の「おはよう」は「お早う」)
問題(答と説明は、この後まとめて書きます)
問1「いきなり」飛び出した
A意気なり
B息鳴り
C行き成り
問2「うってつけ」の場所
A打って付け
B売って付け
C射付け
問3「おやつ」を食べて
Aお八つ
Bお休つ
Cお也つ
問4夏の風物詩の「かき氷」
A欠き氷
B掻き氷
C花き氷
問5「にっちもさっち」も行かない
A二値も三値も
B二道も三道も
C二進も三進も
問6「たか」をくくる
A鷹 B貴 C高
解答と解説
問1C 行き成り
成り行きまかせ、行き当たりばったりから、意味が変化
問2A 打って付け
釘を打ち付けて木をぴったり付ける
問3A お八つ
八つ時(昔の時刻)午後2時から4時ごろ
問4A 欠き氷
「削り減らす」「こわす」の意味
問5C 二進も三進も
そろばんの割り算から。二進は、2÷2。3進は、3÷3から。
問6C 高をくくる
生産高、残高などをまとめることから「たいしたことない」と言う意味に。
蛇足ですが
そろばんは普通「算盤」と書きますが、「十露盤」と言う表記も出てきます。
そろばんが今の形になる前に、将棋版や碁盤のようなマス目のある板に、木の棒を並べて計算する文字通りの「十露盤、算盤」を使っていたそうです。
偶然見かけた放送大学の「数学の歴史」と言う番組でやっていました。
問3の「おやつ(お八つ)」以外は難問ぞろいですね。
今使っているパソコンでは、問4のかき氷以外全て変換できました。
(難問、「にっちもさっちも」も「二進も三進も」と正しく変換)
日本人の盲点をつく良問ぞろいだったと思います。