好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

写真が綺麗な元素図鑑


 

 

118の元素を綺麗なカラー写真と簡潔な説明で紹介した、単行本サイズの元素図鑑。


ニホニウムの正式承認もあって、色々と出版されている元素図鑑や元素紹介本。
しかし今まで全く化学に馴染みの無かった人にとっては、難しい、量が多すぎる、白黒で文字ばかりと言った理由で、最後まで読み通すのが大変なものもあります。また図書館にある元素図鑑の中には、いかにも翻訳書と言う雰囲気で、大きすぎて非常にかさばるものもあります。(この本と似たタイトルの「世界で一番美しい元素図鑑」や「世界で一番楽しい元素図鑑」は、大型本で家まで持ってくるのも大変です)

 

そういった本とは違って、とにかく挫折せずに全部の元素を確認したい人向きです。

大きな写真と最小限に絞った解説文が特徴。

 

目次の次の見開き2ページ全部を占める宇宙の写真。


左上(左側ページ)には大きな文字で
「Q 宇宙にいちばん多い元素は?」
右下(右側ページ)には大きな文字で
「A 宇宙にある元素の約75%は水素です(重さの割合)。」と書かれています。

 

塩素ではプールの写真、硫黄なら温泉の写真、リンは農場に肥料をまくトラクターの写真が載っています。

 

この本が合う合わないは、写真とかレイアウトが気にいるかどうかが大きいと思います。本屋さんや図書館で見かけた時に中身を眺めてみると、気にいる人もいると思います。

 

理科の好きな子なら小学校高学年から読めそうです。

 

こういう易しい本を何冊も読んで、少しずつ知識が増えていくのも楽しいと思います。

 

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