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Q&Aで学ぶ やさしい微生物学(浜本哲郎、 浜本牧子)


 

Q&Aで学ぶ やさしい微生物学【電子書籍】[ 浜本哲郎 浜本牧子 ]

紙の書籍は品切れでした

 

学生時代は、1冊の本を何回も読んで覚えこむように勉強した人も多いと思いますが、自分の場合、同じ本を繰り返すよりも、同じ分野の本を何冊も読むのが好きです。あまり効率的な方法ではありませんが、近くに図書館があって何かを趣味的に学ぶ場合は悪くない方法だと思います。


 今、自分が何となく興味を持っているのが微生物の話。人間の体に膨大な数が共生していて、毎日のように発酵食品を食べてる一方で、風邪や水虫など色々な感染症の原因となる微生物。身近なのに未知の境域に興味がわいてきたので、図書館で読みやすそうな本があると時々借りてきます。
そんなわけで、このブログで紹介する微生物関連の本は5冊目になります。
(きのこ関連の本は除く)

 

この本は本格的な教科書と言うよりも、高校生を含む一般の人向けに、Q&Aのトピックス形式で微生物に関する幅広い分野を紹介しています。
(微生物の細胞学、生化学、培養法、病気と微生物、発酵食品、極限環境の微生物など)

 

呼吸とか光合成に関する部分(生化学に関する部分)以外は、全く予備知識がなくても読めそうです。発酵食品など興味のある部分から読み始めることも出来そうです。

 

個人的には、微生物の培養にかんする部分(シャーレの上の寒天培地に目当ての微生物を増やす方法)や大腸菌O157に関するコラムが印象的でした。
特定の微生物が人間にとって毒になるか、役立つのかは紙一重なんだなと伝わってきました。

 

微生物関連の本

ときめく微生物図鑑

もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典 岩田 健太郎 著 / 石川 雅之 絵
 

極限環境の生き物たち なぜそこに棲んでいるのか (知りたい!サイエンス) 大島泰郎

微生物の科学 中島春紫 おもしろサイエンス 日刊工業新聞社