誰も知らない世界のことわざ - 好きなことを知っている人は、しあわせ

世界のことわざを紹介した絵本。
見開き２ページに１つのことわざ。
合計51個。
アルファベットの他にも世界の色々な文字が載っています。
英語からの翻訳書。

日本で普通に生活していると、世界には日本語、英語、中国語の３つぐらいしか言語がないと錯覚してしまいそうです。そんな時に、寝っ転がったり、テレビを見ながらでも、この絵本を眺めると、世界には色々な言語と文字があることを再確認できます。言語、文化が違えば、発想も異なることが確認できます。

日本のことわざでは、「サルも木から落ちる」と「猫をかぶる」が紹介されています。「サルも木から落ちる」はともかく、「猫をかぶる」は不思議な表現です。猫が頭の上に載っているイラストが描かれています。

米津玄師のLemonの元ネタとも言われているスペインのことわざ、「あなたは、私のオレンジの片割れ」も。Lemonの歌詞の最後が「切り分けた果実の片方のように」とレモンではなく果実となっているので、ありそうな話と言う気もしますが、いかがでしょうか。

ちなみに、この本は、上白石萌音が「世界一受けたい授業」で紹介したことでも話題になりました。

余談ですが、昨年書いた、この記事に今頃アクセスが。

文化庁芸術祭優秀賞受賞とのこと。
上白石萌音はラジオとの相性がいいので、
ラジオ英会話がテーマの来年後期の朝ドラ、

「カムカムエヴリバディ」のヒロインに選ばれたのも納得です。