好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

ネプリーグ漢字テスト5月28日

今回は元宝塚スターVS女芸人。

 

女芸人チームへの問題と正解

 

読み方を答える問題

1著作物 ちょさくぶつ
2結納をかわす ゆいのう
3部下を労わる いたわる

 

中学校で習う漢字

4容疑者をビコウする 尾行
5社会ホウシ 奉仕
6タイクツな話 退屈

 

ボーナスステージ
同じ漢字を入れて熟語を作る問題

歩〇
水〇
〇路

 


答 道 (歩道 水道 道路)
 


書き間違いの多い漢字

7ヒンプの差 貧富
8血液がギョウコする 凝固
(液体や気体が固体に変化すること
さんずいは水、にすいは氷に関する漢字、凍るなど)

 

9ギセイを払う 犠牲
(犠、牲、ともに「生贄(いけにえ)」の意味なので牛へん)

 

10ウソツキ 噓吐き
悪態を吐く(つく)、一息吐く(つく)

 


宝塚チームへの問題

 

1命令に従う したがう
2発言を促す うながす
渡航手続き とこう

 

4ヘイボンに暮らす 平凡
5通信ハンバイ 販売
6時間をロウヒする 浪費

 

ボーナスステージ

共通する漢字を入れ熟語を作る(難問)

先〇
元〇
〇国

 

 

答 祖(先祖 元祖 祖国)

 

書き間違いの多い漢字

 

7モウソウにふける 妄想
8ビンワンな検事 敏腕
9カップクが良い 恰幅(難問)


10脳裏をカスめる 掠める
掠める 奪い取るの意味も。掠奪(りゃくだつ)=略奪

元財務省、山口真由の勉強法


 

 

昨日の東大王に出ていた山口真由。元財務省で現在は弁護士という立派な経歴の持ち主ですが、テレビでも、東大主席と強調されていました。


そんな彼女は自他共に認める文系人間。東大入試(文系)、東大法学部で全ての単位が優、3年生で司法試験合格、国家公務員試験合格(財務省に採用)と、文系の難関試験では、驚異的な強さを発揮します。

 

強さの秘訣は、本のタイトルにもなっている「7回読み」。試験範囲を網羅した詳しい教科書(参考書)を7回読むことで完全に身に付けてしまう学習法です。社会科(日本史、世界史など)を初め、国語や英語など文系科目を学ぶには、有力な方法だと思います。一方、数学や物理などの理系科目は、いわゆる「暗記数学」的な方法と上手く組み合わせないと、どこかで壁にぶつかりそうです。


東大合格後は、大学の講義に休まずに出席して、非常に詳しくノートを取る日々。試験の前には、そのノートを7回読む。あまりにも情報量が多くノートが追いつかない講義では、ノートパソコンを持ち込んで講義内容を全て打ち込んだり、講義(教授の話)を録音したりしたとのこと。大学の文系学部で、そこまでする人は、ごく少数でしょう。しかし、そのおかげで、沢山いる東大卒業生の一人ではなくて、首席という特別な東大卒業生になれたわけです。

 

また財務省と、司法試験合格者が通う司法研修所。文系エリートが目指す二つの世界での体験も、簡潔に紹介されています。財務省に関しては、もう少し何とかならないんだろうか、(文系のエリート人材を効果的に活用できないんだろうか)という内容になっています。一方、司法研修所に関しては、実践的な研修を行う所として紹介されています。


著者の負けん気の強さは、多くの東大本(合格体験記)と共通しています。しかしクイズ番組に関しては、本業ではないのでオファーがあれば引き受けるというスタンスのようです。


私自身は大学を受験する予定はないのですが、「1日で分る文系エリートの世界」的な部分で興味深く読めました。


関連記事
こちらは、理系エリートの軌跡を外科医である著者本人が紹介しています。

私は東大3部作と勝手に呼んでいます。

 

東大脳の作り方 安川佳美
医者はこうして作られる  東大医学部 安川佳美
東大病院研修医 駆け出し女医の激闘日記 安川佳美

 

 

鯑で「かずのこ」他、東大王漢字オセロ5月27日

今回も難問ぞろい、東大王の漢字オセロです。(問題と正解)

 

「か」で始まる読み方の漢字

 

1痂 かさぶた
2頑 かたくな
3仇 かたき
4腕 かいな
5竈 かまど(かま)
6橇 かんじき(難問)
7鉋 かんな(かな)
8蕪 かぶら(かぶ、かぶな)
9要  かなめ
10粥 かゆ
11鷗 かもめ
12翠 かわせみ
13籠 かご
14烏 からす
15糧 かて
16芥 からし (かい) 
17閂 かんぬき
18霞 かすみ
19瓦 かわら
20鬘 かつら
21踵 かかと
22楓 かえで
23蚕 かいこ
24兜 かぶと
25獺 かわうそ
26絣 かすり(織物の名前)
27鎹 かすがい
28裃 かみしも
29鎚 かなづち(普通は金槌) 
30厠 かわや
31容 かたち
32鯑 かずのこ


(1から6が一番上の列、7から12が二列目、13から16が三列目、17から20が四列目、21から26が五列目、27から32が六列目)

 

 

1痂(かさぶた)、傷が治るにつれて皮膚に加わる、かさぶたの意味
4腕 「うで」ではなく、「かいな」と読むと「ひじと手首の間」
6橇(かんじき)は、「そり」とも読みます。(雪の上でつかう「そり」または「かんじき」、「そり」という読み方は別の問題で出てきました)
11鷗 かもめ(鴎は俗字)
12かわせみ 翡翠/川蝉 (鳥の一種) 「翠」一文字で「かわせみ」と読ませるのは辞書に載っていない読み方
14烏。黒くて目が見分けられないから。「からす」は鴉とも。鴉は「があと鳴くから」。
26獺、かわうそ(川獺という表記も)川の瀬にすむ獣
32かずのこは、普通は数の子、鯑は漢和辞典にしか載っていません。

 

 

辞書(漢和辞典)を引くのも一苦労の難問ぞろい。あまり一般的ではない読み方、標記も含まれています。しかし今回の回答者は漢字オセロにも慣れてきたのか、芸人カミナリの2人以外は全問正解。全員男子の東大王チームが、オセロの練習をしてきたこともあり、23枚対13枚で圧勝しました。


後半の「漢字一文字連想クイズ」でも漢字に関する薀蓄(うんちく)、雑学が色々出てきました。橇は「そり」とも読む。ピラミッドは金字塔。蝦で「えび」、判官贔屓(ほうがんびいき、はんがんびいき)埃及でエジプトなど。

東大王 漢字オセロ過去問2018年3月25日

明日の放送を前に、過去問をチェックしてみました。

東大王 2018年3月25日 

漢字、ひらがな4文字の読み方


1柵 しがらみ (難問)
2徒 いたずら
3各 おのおの(普通は各々)
4鳳 おおとり
5英 はなぶさ
6倒 さかさま (難問)
7古 いにしえ
8掌 てのひら
9頂 いただき
10公 おおやけ
11理 ことわり
12礎 いしずえ
13熱 ほとぼり(難問)
14紅 くれない
15寿 ことぶき
16碑 いしぶみ 
17賜 たまもの
18筍 たけのこ
19暁 あかつき
20獣 けだもの
21腸 はらわた
22源 みなもと
23灯 ともしび
24魂 たましい
25趣 おもむき
26邪 よこしま
27殿 しんがり 
28銅 あかがね
29銀 しろがね
30鉄 くろがね
31黛 まゆずみ
32徐 おもむろ


(1から6が一番上の列、7から12が二列目、13から16が三列、17から20が四列目、21から26が五列目、27から32が六列目)

 

芸能人チームは13熱(ほとぼり)が読めず8人連続失格。(9人目のグローバーが正解)今回は東大王チームの圧勝。

 

4文字の読み方は、訓読みなので勘がさえてる人なら読めそうな文字もあります。一方、英(はなぶさ)、殿(しんがり)は、自分にとっては完全に予想外でした。

 

銅で、あかがね。銀は、しろがね。鉄は、くろがね。白金(はっきん)は、プラチナ  platinum Pt

 

碑 いしぶみ 
〔「石文いしぶみ」の意〕
ある事を記念し、後世に伝えるためそのことを記しておく石。石碑せきひ。碑。
大辞林

 

熱 ほとぼり 余熱、「熱り(ほとぼり)」という表記も。

北欧が好き! (地球の歩き方コミックエッセイ)


 

 

北欧4カ国をめぐるコミックエッセイ。第一巻では、オーロラ、アンデルセンの生まれ故郷、本場デンマークのレゴパーク、ムンクの叫びと言った日本でも比較的馴染みの深い場所を中心に旅しています。

 

第二巻は、建築とデザインがテーマ。センスの光る建物(図書館や博物館、オペラハウス、礼拝堂など)、芸術的な価値も高い北欧の家具や陶器、工芸品などを求めて現地を訪ねます。

 

1巻、2巻を通じて、食べ物と自然の紹介も。

 

地球の歩き方の別冊だけあり、コミックエッセイとしては、かなり情報が豊富。また、ぼけっと観光するのではなくて細かい所まで鋭く観察しています。こうした点は長所ではあるのですが、漫画の割に文字が多く読み応えのある内容になっています。

 

紀行文や観光ガイドを漫画化するのは意外と大変で、やや読者を選ぶ内容になりがちなのかもしれません。

 

個人的には、予備知識ゼロでも気楽に読める「入門の入門編」みたいなものも欲しい所です。

 

そんな自分でも、こういう旅が出来たら楽しいんだろうなという雰囲気は充分に伝わってきました。

 

北欧が好き! フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー (地球の歩き方コミックエッセイ) [ ナシエ ]

 

北欧が好き!2 建築&デザインでめぐるフィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー [ ナシエ ]

エンデの「モモ」を後半から読んでみた


 

 

モモを読むのは10年ぶり3回目ぐらい。今回は第3部から始めて、第2部、第1部の順に読んでみました。(深い意味があるわけではなくて何となくの思いつきで)

 

以下ネタバレになりますし、順序が反対なので、普通の紹介を読みたい人には、合わないかもしれません。

 

第3部 時間の花
時間の国から、帰ってきたモモには皆に話したいことが沢山あります。今までは自分の時間を惜しみなく皆に分け与えていたモモですが、今は少しだけでも良いので、皆の時間をもらって、モモ自身がお話をしたいのです。しかし時間泥棒に時間を奪われてしまった人々には、モモの話を聞いてあげる時間はまったくありません。そんなモモは、たった一人(と一頭の亀)で、皆の時間を取りもどす戦いに向かいます。

 

第2部 灰色の男たち
灰色の男たちの正体は、詭弁を弄して人々を騙し、時間を奪ってしまう時間泥棒でした。時間泥棒に時間を奪われた人々は、時間を無駄にしてはいけないと言う強迫観念に囚われるようになります。モモのところに遊びに来る子どもたちの中にも、満たされない子どもが増えて行きます。親から高価なおもちゃを与えられているのに、本当に欲しいものは手に入らない子ども達です。モモは、カシオペアと言う名前の亀に導かれて時間の国に行きます。その間に、灰色の男たちは人々の心を完全に支配してしまました。

 

第1部 モモとその友だち
小さな女の子、モモに出来るのは自分の時間を人にあげて、話を聞いてあげることだけでした。モモから時間をもらうと(話を聞いてもらうと)不思議なことに皆幸せな気持ちになれました。しかし、モモと仲間達に、灰色の男たちの脅威が迫っていました。

 

 

「話を聞くこと」は「時間を与えること」であること。時間をお金に変換することで、大切なことが失われてしまうこと。モモという小説は、こうしたことをテーマにした作品なのかなと、今回第3部から読んでみて思いました。

 

お金に変換される前の、時間そのものをもらわないと、「本当に愛されている」とか「本当に意味がある」と実感しにくいのが人間という生き物なのかもしれません。

 

ちょっと強引な読み方かもしれませんが、こういう読み方をすると、モモが特別な存在ではなくて、クラスに一人ぐらいいた「同性にとても人気のある女の子」のような存在に思えてきます。(現実社会では性別の壁は結構大きかったような気もしますが)大切なことは、モモを探すことではなくて、「大切な人と時間を分かち合うこと」ではないかと、今では思います。

 

蛇足
モモが日本語に翻訳されたのは40年以上前。以前から、子どもには難しい童話と言われていましたが、今の子どもたちにとっては、さらに難しい童話になっているような気がします。大人にとっては、40年の歳月を感じる日本語訳でもあります。

 

モモ 時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえして [ ミヒャエル・エンデ ]

SEO 顧客思考の教科書


 

 

キーワードの選び方を重視したSEOの入門書。ちりも積もれば山となるという方針で、個人や小さな会社がロングテールSEOを行うときに参考になりそうな内容。

 

私自身の話で恐縮ですが、最近までロングテール(によるSEO)を誤解していました。大昔に紹介されたアマゾンドットコムの話(売れ行き下位の商品の合計売上高は結構大きいという話)から、マイナー商品とかキーワードを、ひたすら紹介するのがロングテールだと思っていたのです。

 

しかしグーグルサーチコンソールを使うようになって、ロングテールを構成するのは、マイナー商品、マニアックな商品と言うよりも、それなりに人気のあるもの、メジャーなものと、関連キーワードを組み合わせたものが多いことに気がつきました。関連キーワードとセットでアクセスを集める方法については、スモールキーワードと言った項目で、他の本にも載っています。(この本ではスモールキーワードという単語は使わず、競合の少ないキーワード、ロングテールSEOなどと紹介されています)

 

この本では関連キーワードの見つけ方を詳しく紹介しています。グーグルサジェストなどのツールを使って調べる方法。及び、同意語、類義語や対義語、上位や下位にあるキーワード(範囲の広いキーワード、範囲の狭いキーワード)、共起語(一緒に使われることの多い単語)を意識する方法を紹介しています。

 

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SEO関連の本は類似した内容が多くなるので、書店で実物を見比べてみるのが一番かもしれません。

 

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