好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

SEO 顧客思考の教科書


 

 

キーワードの選び方を重視したSEOの入門書。ちりも積もれば山となるという方針で、個人や小さな会社がロングテールSEOを行うときに参考になりそうな内容。

 

私自身の話で恐縮ですが、最近までロングテール(によるSEO)を誤解していました。大昔に紹介されたアマゾンドットコムの話(売れ行き下位の商品の合計売上高は結構大きいという話)から、マイナー商品とかキーワードを、ひたすら紹介するのがロングテールだと思っていたのです。

 

しかしグーグルサーチコンソールを使うようになって、ロングテールを構成するのは、マイナー商品、マニアックな商品と言うよりも、それなりに人気のあるもの、メジャーなものと、関連キーワードを組み合わせたものが多いことに気がつきました。関連キーワードとセットでアクセスを集める方法については、スモールキーワードと言った項目で、他の本にも載っています。(この本ではスモールキーワードという単語は使わず、競合の少ないキーワード、ロングテールSEOなどと紹介されています)

 

この本では関連キーワードの見つけ方を詳しく紹介しています。グーグルサジェストなどのツールを使って調べる方法。及び、同意語、類義語や対義語、上位や下位にあるキーワード(範囲の広いキーワード、範囲の狭いキーワード)、共起語(一緒に使われることの多い単語)を意識する方法を紹介しています。

 

キーワード選び以外の部分は、減点されない手堅いホームページ作りを目指しています。基本的な内容を易しく説明。

 

SEO関連の本は類似した内容が多くなるので、書店で実物を見比べてみるのが一番かもしれません。

 

これからはじめるSEO 顧客思考の教科書 〜ユーザー重視のWebサイトを5つの視点で実現する [ 瀧内賢 ]