私の腕と脚には、茶褐色のぶつぶつが多数あり、ガマンできないほどの強いかゆみを感じます。近所の皮膚科を受診したところ、アミロイド苔癬という診断でした。皮膚科の専門医の先生なので間違いないだろうと思いつつも、若干の不安も感じていたので、大学病院で皮膚生検を受けてみました。皮膚生検とは皮膚の一部を切り取って顕微鏡で細胞を観察する検査です。
1日目
3700円(国保3割負担)+5400円
初診、血液検査、紹介状がないための追加料金
医療スタッフの安全のため血液検査にエイズ検査が含まれること、
病理診断の結果を研究や医学教育に使用するかもしれないことと言った
書類をもらい同意する(翌日署名して提出)
大学病院なので専門の採血室で採血。耳たぶを少し切って血の止まり方も確認。
2日目 検査当日 6820円(国保 3割負担)
患部(皮膚)の写真撮影をした後に麻酔の注射。
皮膚(小さな肉片)を切り取る作業自体は、すぐに終了。
縫合もすぐに終了。
麻酔を注射する時に、わずかに痛みを感じる程度で肉体的な負担は少ない。
皮膚病と言うこともあり毛を剃ってないので、患部を覆う包帯を、看護婦さんにぐるぐる巻きにされる。
3日目 傷口の確認 すぐに終了。(3日目以降の診察料は1000円以下でした。)
抜糸までは入浴禁止、シャワーのみ。
木の棒がついた大きな綿棒(医療用の本来の綿棒)で毎日消毒。
1週間後 抜糸
抜糸は痛みもなく、すぐに終了。
抜糸担当の若い医師は、多分アミロイド苔癬でしょうとのこと。
抜糸後、皮膚はくっつかず、陥没してしまいましたが特に問題は起こらず、時間が経つにつれ、穴は目立たなくなりました。
3週間後、アミロイド苔癬と確定診断
皮膚生検を受けた感想
皮膚を切り取る検査自体は、痛みも少なく予想以上に早く終わりました。
ただ大学病院に何度も通うのは、家から遠い病院だと大変そうです。
結局、診断はアミロイド苔癬のままでしたが気分的には少し安心しました。