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図書館が4年で廃棄した本

普通の公立図書館は、基本的に購入した本と同じ冊数の本を廃棄しています。不正確かもしれませんが、100冊購入したら100冊廃棄するわけです。廃棄する本の一部は無料または小額の寄付金で希望者に渡されるリサイクル図書になります。ちなみにリサイクル図書のシールは簡単にはがせますが、シールをはがすと図書館から盗んだ本みたいで気持ち悪いのでシールを貼ったままにしてあります。

 

 

何十年も読まれ続けて天寿を全うした少数の本。

 

汚れや痛みが酷くて早死にしてしまった本。

 

ベストセラーを大量購入した後に間引かれた本。

(廃棄時期はわかりませんが、又吉直樹の火花なんかが典型例だと思います)

 

どんどん新版が出るのでバトンタッチした本。

(観光ガイドを初め、法律や経済関連の本、自然科学分野の教科書などに頻繁に新版が出版されている本があります)

 

こういった本が廃棄されるのは止むを得ないと思いますが、それ以外の本の多くは、数年でリストラされるような形で廃棄されることになります。

 

最近では、そもそも図書館が購入する必要なかった本ではと思う本もありますが、
中身を眺めてみて複雑な気持ちになる本もあります。

 

 

前置きが長くなりましたが、タイトルに書いた「図書館が4年で廃棄した本」です。


これから世界はどうなるか ─米国衰退と日本
孫崎 享 著
ちくま新書
刊行日: 2013/02/05


今でも品切れにはなっていないので、新刊や電子版で購入することも出来ます。
図書館で読みたい人は廃棄される前に早めに借りたほうが良いかもしれません。
(実際には他の図書館には、まだあるので、予約やリクエストをすれば、
地元の図書館でも、すぐに取り寄せてもらえるのですが)