好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

猫は気持ちの良いことを知っている

今週のお題「ねこ」

 うちに今いる猫は、元々は別の家で飼われていたのですが、家出して来て結局うちに住み着いてしまいました。元の飼い主さんによると、その家では10匹以上の猫を飼っていて、沢山の猫たちの集団生活に馴染めなかったみたいとのこと。


 このエピソードだけでなく、猫は自分の好きなこと、気持ちの良いことを知っているなと思うことが、よくあります。
 季節ごとに、自分が一番気持ちの良い場所を知っています。若くて元気な時は夏は夜中でも外で過ごして、秋になると家で寝るようになったりします。水もエサの横においてある水ではなくてお風呂場で飲んだりします(猫が風呂場をトイレにしようとした時は困りましたが)
 起き上がる時は伸びをするし、時々熱心に顔を洗います。直接見たことはないのですが、胃もたれすると草を食べて薬のようにするとテレビでやっていました。


 人間にとって都合の良いことを学習させようとしても全然覚えないけど、猫自身が気持ちよいことなら、どんどん学習していきます。(トイレの窓から出入りする方法を覚えるなど)

 

 人から認められたいとか、お金が必要と言う思いから、「本当は自分が何を望んでいるのか」を見失いがちな人間と対照的な存在が猫だと思います。人が猫に癒されるのは、猫を見ていると(飼っていると)「もっと自分の気持ちを大切にしよう」と思えるからかもしれません。

 

人間(飼い主)が猫の個性みたいなものを大切にしていると猫も穏やかな性格になってきます。人間も、こういう状態になってから自然と「人の役に立ちたい」とか「働きたい」と思えれば良いのでしょうが、なかなか難しいようです。

科学キャラクター図鑑 人体 永遠のふしぎ!


 

キャラクター図鑑の元祖的な存在が、玉川大学出版部が翻訳、出版している科学キャラクター図鑑シリーズ。日本図書センターのキャラクター図鑑シリーズが医学的な側面が強いのに対して、こちらは狭い範囲の医学よりも中学、高校の理科、科学を意識した内容だと思います。

 

今回紹介する「人体 永遠のふしぎ!」も、やや生物学寄りの内容で、DNA,ミトコンドリア、タンパク質、酵素と言った生物の教科書に出てくる基本用語が収録されています。一方、解剖学的な用語は、「脳」とか「腸」とか非常に大雑把な分類です。

 

 

以下、印象的だった部分に関するメモ

 

はじめにでは、解剖学者アンドレアス・ヴェサリウスが登場。


DNAの発見者はフリードリッヒ・ミーシャー(1869年)
(この表現は紛らわしいので、普通は核酸の発見と言うようです)


最後の項目は腺ギャング。内分泌系に関わる器官をまとめて命名したようですが、
この項目だけ独自用語になっています。

 

 

今となっては勉強のために読むというよりは、日本で企画された本との違いを楽しむのが良いのかもしれません。

 

人体 永遠のふしぎ! (科学キャラクター図鑑) [ サイモン・バシャー ]

 

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はてなブログPerfect Guidebook

 


 


はてなブログの1つ、1つの機能を丁寧に解説したマニュアルのようなタイプのガイドブック。(著者も「はてなブログ」利用者とのこと)

 

はてなブログにログインしてダッシュボードを見ると、色々な機能を利用するためのボタン(タブ)が表示されます。時間があれば、1つ、1つチェックしていけば良いのでしょうが、書籍のほうが効率よくチェックできます。ページ数は270ページもあるのですが、普段使っているサービスということもあり、数日で、さくさく読めました。

 

デザイン変更とカスタマイズについても詳しく扱っています。はてなブログの基本機能を利用するものだけでなくCSSを利用する方法も一通り紹介。


他に有料サービスの「はてなブログPro」の紹介。Google アナリティクスとGoogle Search Console をはてなブログで使う方法も。

 

はてなブログ」ユーザーの特徴と人気ブログの偏りみたいな点への言及は無くて、あくまでもユーザーガイド、マニュアルの書籍版に徹した内容です。

 

一応、最後まで読んで感じたのは、はてなブログは若者向けと言うよりも、「比較的長い間、それなりにパソコンとインターネットを使っている人向き」かなと言うこと。「はてなダイアリー」を含めれば、2003年に開始と言うことで、最先端を追求するよりも昔からのユーザーに使いやすいブログを目指していると言う印象を受けます。私には、それが肌にあっているような気がします。

 

はてなブログPerfect Guidebook 基本操作から活用ワザまで知りたいことが全部わかる! [ JOE AOTO ]

細川貂々 本当はずっとヤセたくて。 


 

 

ツレがうつになりまして。」の 細川貂々(ほそかわてんてん)によるダイエット体験記(エッセイ漫画)。ツレ(夫)も登場。

 

奇をてらうことの無い真っ当なダイエットマンガ。自分自身の生活習慣を記録して太る理由を冷静に分析。(自分ひとりでは難しいけれど、適切なアドバイスをくれるツレのおかげで問題点を把握)栄養価は高いけれどもカロリーは低い健康的な食事。ゆっくりジョギングするなどの適度な運動。ストレスをためずに前向きな気持ちを持ち続ける。さらに適切なアドバイスをくれて愛情を持って接してくれるパートナーや家族がいれば理想。

 

朝食にライ麦パンを食べているという話で、(普通のスーパーで売ってるようなライ麦入り食パンではなくて)ドイツパンの店まで買いに行っているというエピソードには感心。自分も日本のライ麦入り食パンとドイツパンのライ麦パンが全く別物だと知った時は驚いたので。

 

この本に書いてあることは、基本的に正しいとは思うのですが、正しい内容の本を読めば、やせられるかと言うと、人それぞれのような気がします。この本の作者よりも、はるかに太っている40代男性の自分には、この本だけで痩せるのは無理そうです。しかしダイエットに関する基本知識、常識を確認できたという点では良い本だったと思います。マンガなのでストレス無しに最後まで読める点も好印象。

 

本当はずっとヤセたくて。 自分のために、できること [ 細川貂々 ]

アフガニスタンの診療所から 中村哲

 


 

長年、アフガニスタンでの支援活動を続けているペシャワール会中村哲医師。
初期の活動を中村医師自身が紹介しています。(1993年出版)

 

この本の舞台は、30年ほど前のパキスタンアフガニスタン。日本ではバブル景気の絶頂とバブル崩壊を経験し、PKO活動によって自衛隊が本格的に海外での活動を始めた時期です。国際的には、ベルリンの壁崩壊やソ連の消滅、湾岸戦争などが起こった時期。そういった歴史に大きな影響を与えた出来事の1つがソ連(旧ソビエト)によるアフガニスタン侵攻。

 

当時、中村医師はアフガニスタンの隣国、パキスタンハンセン病(らい)の診療所で医療支援を行っていました。当時、マスコミではハンセン病と言う名称が使われ始めていたものの、正式名称は、らい(癩)と呼ばれていた時期とのこと。中村医師がハンセン病を選んだ理由は、現地の医師の邪魔にならず、支援が行き届いていない病気だったから、とのこと。日本でのハンセン病は差別と隔離の歴史のように語られることが多いのかもしれません。一方、この本では、病気の進行が放置されがちで、治療にも根気が必要な生活習慣病のように描かれています。早期に適切な治療が行われなかったために、手足の指を失ったり、ALSのように気管切開にいたる患者も。ハンセン病に関する生々しい描写が印象的。重症化すると足に穴が開いてしまう患者も多いハンセン病。患者のための靴を工夫し普及させようとするエピソードには、中村医師の個性が良く現れています。

 

ソ連軍がアフガニスタンから撤退すると、ペシャワール会アフガニスタンにも診療所を作ることに。そこで直面するのは現地の人々の激しい反米感情。「アメリカはソ連を弱体化するためにアフガニスタンを利用しただけだ」と言う怒りを、肌で感じることになります。

 

本書を通して、一貫しているのは「短期的な成果を求めるのではなくて、継続的な支援を目指すこと」「日本での宣伝や資金集めが主目的のような本末転倒の事態に陥らずに、現地の役に立つことを続けていくこと。」

 

この本は図書館の中高生向け書籍の本棚に置かれていました。実際の中高生にとっては難しい内容のためか、25年経っても意外と綺麗な状態でした。当時を知る40代以上の人にとっては分かりやすく示唆に富む内容だと思います。

 

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おそ松さんを見て思い出したこと


 


少し前のことですが、テレビ東京などで放送された「おそ松さん」第2期の第18話「イヤミはひとり風の中」。元ネタは昭和の「おそ松くん」で、その元ネタはチャップリンの映画と言う由緒ある作品。イヤミが目の見えない少女を助けようと奮闘するお話でした。個人的には、今回のイヤミと赤塚不二夫が重なって見えて、非常に感慨深い作品でした。

 

この話を見て、原作者赤塚不二夫に関する二つのエピソードを思い出しました。


1997年に上野で行われた赤塚不二夫展。この時は連日赤塚不二夫本人が出演するトークショーが行われていました。私もトークショーを見に行きました。


まだインターネットが、それほど普及していなくて赤塚不二夫が「ネットに書いちゃダメ」と言えば皆守っていた時代でした。ほろ酔いで会場に来て、フランス小噺を延々と話している赤塚不二夫。その中には障害者をネタにしたものも含まれていました。ゲストの松尾貴史が「障害を持つ人がお笑いの対象にならないのが良いことなのかという問題がありますね」みたいにフォローしていたのが印象に残っています。当時は無理やりフォローしているように感じたのですが、今、思い出すと、マンガとかアニメ、お笑いの本質に関わるテーマだったんだなと思います。

 

 

それから数年後、赤塚不二夫は「さわる絵本」を出版しました。今回おそ松さんを見て思い出したので調べてみると図書館の保管庫に保存されていました。表紙は結構痛んでいるのですが、ボロボロになる前に保管庫に移した図書館の判断に敬意を表したいと思います。点字の絵本なのですが、目の見える子も楽しめるように、オールカラーになっています。イヤミ、チビ太、デカパンと言ったキャラクターの輪郭は盛り上がっていて触れるようになっています。本編は「さわる迷路」。目で見ると、とても単純な迷路なのに、目をつぶって手で触っていると、すぐに迷子になってしまいます。

 

この本の終わりには「みなさんへ 赤塚不二夫」と言う文章が載っています。
以下一部を引用します


「みなさん、ぼくにとっても、はじめてのチャレンジのこの「さわる絵本」を、たのしんでもらえましたか?
(中略)
目の不自由なおともだちには、キャラクターのことや、マンガのことを、おしえてあげよう。
点字をしらないおともだちには、点字のことをおしえてあげよう。ひとりでよんでもたのしいけれど、だれかとよむと、もっとたのしくなるぞ。
そうやってみんなが、なかよくなってくれたら、ぼくは、いちばんうれしいです。」
引用終わり

 

この本が出て2年後の2002年に赤塚不二夫は倒れ、2008年に亡くなりました。

 

神谷美恵子(子ども向けの伝記)

 


 

「生きがいについて」や「こころの旅」で知られる女性精神科医の伝記(偉人伝)


神谷美恵子という名前は、おそらく20年以上前から知っていたものの、何をやった人なのかは知りませんでした。(何となく異色の精神科医と言うイメージだけがありました)たまたま図書館の児童書のコーナーで見かけたので今回読んで見ました。

 

1914年(大正3年)生まれ。

現代で言う帰国子女で語学が堪能。

家族の反対や自分自身の病気もあり、本格的に医学の道に進むのは20代後半になってから。

終戦後は医師としてよりも「英語が出来る人」として重宝される。

40過ぎまでは語学で生計を立てる。

46歳で医学博士に。

長年、ハンセン病の療養所で診療にあたる。


神谷美恵子は肩書きとしては精神科医ですが、この人の人生に大きな影響を与えたのは精神疾患よりも、結核ハンセン病という二つの感染症感染症に関する予備知識が全く無い小学生が読めば単純な偉人伝。感染症や精神医学に関する知識が増えていくと、神谷美恵子に対しても複雑な思いを抱くようになるかもしれません。

 

神谷美重子 ハンセン病と歩んだ命の道程

発売日:  2012年12月

著者/編集:  大谷美和子

出版社:  くもん出版

発行形態:  単行本

ページ数:  175p

ISBNコード:  9784774321394