Eテレミニ番組 漢字ふむふむ
第6回のテーマは「羊羹」
変面役者の王さん(男性)
王さんは、8年前に日本人女性と結婚することになり、女性の両親に挨拶に行くことに。その時、日本人の友人、伊藤さんが「高級羊羹を持って行くといいよ」とアドバイス。王さんはデパートの食品売り場で羊羹を探したものの、見つからなかった。
中国料理店の黄さんが、中国料理の羊羹を作る。
羊の肉を煮込み、器に入れて一晩寝かせて作るのが、中国の羊羹。
建長寺 森さん
羊羹を日本に伝えたのは、中国に留学した僧侶たち。仏教では肉食が禁じられていたので、羊の代わりに小豆などの植物性の材料を使い精進料理にした。
(当時の羊羹を再現)
さらに戦国時代に、羊羹は甘いお菓子に。
食文化研究家の青木さん
お茶会などで甘いお菓子の羊羹を食べて、お茶を飲むようになる。
現代では中国でも日本式の羊羹が売られている。
正味4分30秒の短い番組ですが、中国料理の羊羹、精進料理の羊羹、日本から中国に逆輸入された羊羹が紹介されていて、興味ぶかい内容でした。
ブログ作成者による蛇足
羹は訓読みすると「あつもの」
羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)