好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

「本当の語彙力」がグングン伸びる本


 

 

紙の書籍は品切れ

 

国語力の基礎になるのが語彙力。小学生などの子どもたちが、日常生活を通じて、語彙力を身に付けられるようにすることを目的にしています。

 

「うちの子どもは国語が苦手」と心配する親を主な読者として想定しています。または中学生以上で、国語が非常に苦手な人が対象。英単語などの暗記法の本ではありません。

 

日本で普通に生活していれば、子どもたちも色々な日本語(単語)に接しているはずです。しかし、全ての子どもが基本的な語彙力を身に付けて、小学校での国語の授業を無理なく理解できるわけではありません。国語が苦手な人の場合、言葉と言葉(単語と単語)の相違点が曖昧(あいまい)で境界線が、ぼやけています。(野球とソフトボールを混同してしまうような状態。)ぼんやりとした相違点、境界線を明確にしていくことで「本当の語彙力」が身に付き、国語の学力も向上していきます。(野球とソフトボールはボールが違うなど)

 

具体的には、(小学生向けなどの)辞書をひく、漢字の部首に注目する、反対語を考えると言った内容です。また反対語や類義語を、時間や空間などの概念をつかって区別する作業を勧めています。「飛ぶと跳ぶ」、「思うと考える」、「海と湖」、「使用と利用」の区別など。

 

また伝えたいことを細かいニュアンスも含めて表現するためには、擬音語、擬態語(オノマトペ)、和語、漢語、外来語、形容詞と形容動詞についての理解も重要です。

 

国語、日本語が苦手な子どもに対しては、「本を読め」とか「問題集をやれ」という発想になりがち。しかし日常接する単語を、もう少しクリアに理解できれば、国語も得意になる。文章を読む事よりも単語の理解が大切という考え方が新鮮でした。

 

ついでに一言
このブログで漢字クイズを紹介する時にも、単に答を紹介するだけでなく語彙力アップに役立つ内容にできればいいなと思います。

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