戦略的 SEO思考 [ 鈴木良治 ]
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かつてのように、ちょっとした知識や少しの投資でグーグルの検索結果の順位を上げるのは難しくなっているとのこと。現在(2018年の出版当時)、短期間で確実に上位表示させるためには、大量の原稿をアップする(少数のスタッフでは、とても無理な量なので、大勢のライターを雇う人海戦術をとる)、非常に専門的な知識を駆使してシステムを構築するといった方法が必要とのこと。
ホームページへリンクを張る「外部対策」が効果を発揮していたころと違って、
ホームページの中身が評価されるようになり「内部対策」が重視される時代に。しかし皮肉にも効果的な「内部対策」は豊富な資金力がないと難しくなってしまいした。
またSEO業者は経済学の教科書に出ている「アメリカの中古車販売業」のように玉石混交。予備知識無しで適切な業者を選ぶのは難しいとのこと。
それでは豊富な資金が投入できない中小企業や個人は、どうすべきか?
結論から言うと、従来どおりターゲットとなるキーワードを慎重に選びながら、
多少時間がかかっても根気よく、中身のあるサイト(ホームページ)を作り続けていくのが一番のようです。SEO対策では、共起語とか文脈といった単語がキーワードとして語られていますが、気にしなくても良いというのが著者の立場。
ちなみにブログにSEO対策をして効果をあげる(アクセスを増やす)のは難しいとのこと。私自身もブログをやっていると「このキーワードの検索順位上がらないかな」と思うときもありますが、あまり気にしすぎないほうが良いかもしれません。