都立高校入試の漢字問題
2019年度の都立高校入試、国語の問題から。
下線部の読みがなを書く問題
(実際の入試問題は縦書き)
1役者の真に迫った演技が喝采を浴びる。
2教室から朗らかな入試問題が聞こえる。
3新緑の渓谷を眺めながら川下りを楽しむ。
4キンモクセイの香りが漂う公園を散策する。
5著名な画家の生誕を記念する展覧会が催される。
正答 (かたかなでも可)
1かっさい 2ほが らかな 3けいこく 4ただよ う 5もよお される
かたかなの部分に当たる漢字を楷書で書く問題
1古都を巡る計画をメンミツに立てる。
2道路をカクチョウして渋滞を解消する。
3幼い子が公園のテツボウにぶら下がって遊ぶ。
4吹奏楽部の定期演奏会が盛況のうちに幕をトじる。
5日ごとに秋が深まり、各地から紅葉の便りがトドく。
正答
1綿密 2拡張 3鉄棒 4閉じる 5届く
(鉄、届は、旧字体でも正答扱い)
ひらがなで「かたかな」と書くのは一般の文章では珍しい表記。
東京にも等々力渓谷(とどろきけいこく)という渓谷があります。