10代からのプログラミング教室 (14歳の世渡り術)
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小学校高学年から中学生向けの「初めてプログラミング」。英語のような言語でコンピューターに対する命令を書くのがプログラミング。最低限の基本さえ理解すれば、どんどん真似していけばオッケーと言う方針です。
幼稚園や小学校低学年向けの絵(ブロック、アイコン)を組み合わせるプログラミング(テレビゲームの延長のようなプログラミング)ではなくて、英語(のようなもの)と数式を使う現実に近いプログラミングに親しむのが目標。
また、この段階では、理屈っぽく考えすぎないことも大切。よく分らない部分は、このプログラム言語を作った人が好みで決めたんだろうぐらいに思っておいた方が良いようです。
まずサンプル(お手本)を真似る、自分で部分的に改造、改良してみる、それを繰り返しているうちに、自分でプログラムが書けるようになる(そうです)。
プログラムは単にコンピューターが動けばいいというものではなくて分りやすく書くことが大切。分りやすく書くことで、複数の人が協力してプログラムを書いたり改良したり出来る。現代では、外国人のプログラーマーが読んでも理解しやすいプログラムを書いて、共同で作業していくことも大切になっています。
私自身は文系人間なので、この本より先の部分が大変なんだけどと愚痴りたくなります。しかし初めの一歩を易しい本で踏み出したい人には、分かりやすくて良い内容だとと思います。