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前置詞の基本的な意味を空間的なイメージとして捉える本。表紙のイラストにある
in on atなどはもちろん、時間的な意味で使われることの多いbeforeやafterも、前と後ろと言う空間的なイメージが基本。
目的を表すと覚えてしまいがちなforは「向かっている」が基本イメージ。
また所有と覚えがちなofは、ちょっと抽象的ですが「くくりをはっきりさせる」が基本イメージ。
toの基本イメージは到達点。この本ではふれていませんが、to不定詞のtoも基本イメージは変わっていないと思います。
後半では前置詞の基本的な使い分けを解説しています。受動態でのbyとwithの使い分けなど、高校受験レベルの内容。inとonの使い分けでは、同じ自動車でも車内が広いバスはon(電車と同じ)、車自体は大きくても運転席が狭いトラックはinを使うとのこと。
英文は中学英語レベル。人によって合う、合わないがありそうですが、英語の得意な小学生なら理解できるかもしれません。