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化学の基本用語をキャラクター図鑑で学ぶ本。(中学理科の化学レベル)玉川大学出版が翻訳、出版している「科学キャラクター図鑑」シリーズの1冊。
中学校レベルでも意外と用語が難しいのが化学。炭素や窒素と言った元素名ですら、名前は知っていても性質は、あやふやだったりします。酸はなんとなくイメージがわいても、日常では、あまり使わない「塩基」と言う用語。こんな化学の基本用語を学んでいくのが、この本の目標です。
固体、液体、気体と言った、ごく基本的な用語から始めて、ブラウン運動、アボガドロ定数、モル、クロマトグラフィ、触媒と、少し難しい用語まで。
DNAやタンパク質、酵素など生化学に関する基本用語も紹介。
DNAに関する項目では「最初に単離された年 1869年、二重らせんが発見された年1953年」と紹介されています。
クロロフィルは葉緑素。
空気、海水、岩石と日本なら地学で扱うような用語も少しだけ収録。
花火と言う項目があったのは意外。
この本だけでは良く分らなくても、化学を学習する時のハードルを下げる効果はあるかもしれません。