コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし
|
マンガ コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし【電子書籍】[ タテノカズヒロ ]
生きてるだけで丸儲けは、明石家さんまの座右の銘ですが、苦手な分野の本は、最後まで読めれば「もうけもの」ぐらいの気持ちで図書館から借りてくると、色々な分野の本が楽しめると思います。自分にとっては、数学や物理、文系科目でも法律学や会計学、アラビア語などの本を、図書館から借りてくると意外と面白いこともあります。(ただ、こうしたテーマの本は中級レベルは勿論、本格的な入門書も理解できないので、結局長続きしないのですが)
そんなわけで、今回読んだのは最後まで読める数学の本「マンガ コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし」です。数学をテーマにしたコミックエッセイです(見開き2ページのマンガと5ページ前後の数学コラムという構成で30話収録)
素数、円周率π、虚数、タイトルにもなっているサイン、コサインのように数学の授業でやったけど、もやもやしているテーマ。暗号、インド式計算、アラビア数字とローマ数字と言った普通の授業ではやらなかったテーマ。さらには、無限とか「ゲーデルの不完全定理」と言った理解するのは難しいけれど何となく神秘的なテーマまで。よく分らない項目があっても、基本的に1話簡潔なので気にせずに次に進めます。
成人誌向きのイラストで、今数学に悩んでいる学生よりも、もう学校生活は終わったけど何となく数学が懐かしくなった人向き。