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呼吸はだいじ 「ゆっくり吐いて吸う」は、最高の健康法【電子書籍】[ 帯津良一 ]
(今回読んだのは普通の書籍です)
中国医学の気功に基づく呼吸法の本。著者の帯津良一は外科医出身ですが、中国医学やホメオパシーなどの伝統医学を取り入れたホリステック医学を志向しています。
ゆっくりとした呼吸で心と体を癒すとともに、宇宙との一体感を感じる呼吸法。
ちょっとスピリチュアルっぽい点が、好き嫌い別れそうですが、個人的には読んでいて気持ちのいい本でした。
見開き2ページで右側のページには青色インクの大きな文字でポイントが書かれており、左側には説明が書かれています。結構個性的なレイアウトも好き嫌いが分かれそうですが、こちらも個人的には気にいりました。
呼吸法に関する著者の考えを読むと、著者が日本の普通の漢方ではなく、中国医学(中医学)に、こだわる理由も分るような気がします。日本の普通の漢方では、呼吸法とか気功、太極拳は扱わず、主に漢方薬と鍼灸を扱うので。
個人的な経験になりますが、私が喘息で漢方医に行った時に、腹式呼吸を教えてもらったのですが、この本の呼吸法のように色々なバリエーションがあったほうが飽きないかなと思います。
合う人、合わない人がいると思いますが、疲れた心と体を癒したい人には選択肢の一つだと思います。