好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

ジェラートと煎じ薬(お題「買ってよかったモノ」)

お題「買ってよかったモノ」

 

 

マイお題に答えよう!のお題「買ってよかったモノ」を見て
二つのものが思い浮かびました。

 

一つは、ジェラートマイスターのシチリアレモン。
二つ目は、漢方薬 黄連解毒湯の煎じ薬です。

 

アイスと漢方薬、全く違うジャンルのものですが、個性が強く、手間がかかる点が共通しています。

 

順番に、買ってよかったと思う理由を書いてみようと思います。

 

 

ジェラートマイスターはロッテ(ロッテアイス)のプレミアムジェラート
発売当初は、ハーゲンダッツを意識してか、バニラとかチョコが発売されていました。自分で練って適当なやわらかさにしてから食べるのが面白くて時々食べていました。しかしバニラやチョコはハーゲンダッツとの競争に敗れ、いつのまにか販売が終了してしまいました。昨年発売されたマスクメロンジェラートと言うよりもシャーベットみたいな味で、今一つだったので、最近は疎遠になっていました。

 

そんな中、日本テレビ読売テレビ)の深夜番組、ワケあり!レッドゾーンでジェラート特集をやっていました。いわゆる名店、有名店のジェラートが紹介される中で、唯一、普通のスーパーで販売されている商品がジェラートマイスターのシチリアレモンでした。「ジェラートを溺愛し、ジェラートの全て知る男」のお勧めということで、ジェラートマイスターの最高傑作だろうと思って、近所のスーパーを回って3件目ぐらいで手に入れました。

 

アイスなのに レモン果汁:25%。甘酸っぱいアイス。
自分で練るに従って、どんどん変わっていく食感は、相変わらず。
この好き嫌い分かれる、わがままな感じが、はまる人にははまると思います。

 


もう一つの黄連解毒湯は、薬局で普通に売ってる漢方薬の中では最も苦いと言われています。(イグノーベル賞を受賞した新見正則医師の本に書かれていました)私は皮膚病のかゆみが酷い時、医師が処方した黄連解毒湯のエキス剤(粉薬)を飲んでいました。個人的には、それほど飲みづらい感じもしないので、煎じ薬(生薬)を扱っている漢方薬局に行って、黄連解毒湯の煎じ薬を買ってきました。紙袋に小分けされている木の根っこや木の皮。これがエキス剤と基本的に同じ成分ということ自体驚きです。また最近は健康保険が使えないことが多いとは言え(まれに健康保険が使えることもあるかもしれませんが)、木の根っこや皮が正式な医薬品として認可されているのも驚きです。
そして鍋で煎じると(煮込むと)、飴色の綺麗な液体が出来ました。
今まで飲んでいたエキス剤以上に強烈な味でしたが、自分にとっては不思議と苦痛ではありませんでした。


黄連解毒湯の煎じ薬(実際は木の根とか皮を乾かしたもの)は1日500円かかるとのことで数日で止めてしまったのですが、皮膚科漢方(慢性的なアトピー性皮膚炎の漢方治療)は、好きな人と嫌いな人に大きく分かれるということが実感として納得できました(自分の場合は、ある程度効くものの劇的な効果は無いという微妙な感じでしたが)

 

何を言いたいのか意味不明と感じる方もいると思いますが、
手間がかかり万人向けじゃないのに、「買ってよかったモノ」と思えるものは
ハーゲンダッツみたいに幸せだけで出来ているものよりも、より味わい深い幸せが得られるような気もします。