カタン島という島に、村を作り、道を引き、町を作って島を開拓していきます。
島を開拓すると、さいころの出目に応じて、木と土(レンガ)、羊、麦、鉄の資源を得られるようになり、資源を使って、島をさらに開拓していきます。
このゲームは4人プレイが基本ですが(拡張キットで6人プレイも出来ますが、実際に体験した人は片付けるのが面倒だから4人でいいと言っていました)、プレイヤーごとに余る資源、足りない資源が出てきます。余った資源と足りない資源はプレイヤー同士の交渉で交換可能です。ゲームのシステムに人間同士の交渉が組み込まれていて、勝敗にも大きく影響する点が、「カタンの開拓者たち」というゲームの大きな特徴です。
また盗賊が他のプレイヤーを妨害する時もあるので、序盤でトップに立つと逆に不利になったりします。マラソンや自転車のロードレースのように、中盤までは目立たずに後半、一気に勝負をかけるのが基本的な戦略になります。
少し敷居が高いゲームですが、協力と駆け引き、運のバランスが絶妙で、好きな人には長く楽しめるボードゲームだと思います。