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映画 L・DK (L♡DK) 男が見た感想

「L♡DK ひとつの屋根の下、「スキ」がふたつ。」


上白石姉妹の姉、「君の名は。」で有名な上白石萌音の主演映画。


ユーチューブで聞いた主題歌「ハッピーエンド」が気に入ったので映画も見に行ってきました。

 

原作が少女漫画で女性向けの作品ということで、映画を見る前は「うる星やつら」の男女逆転したような内容をイメージしていました。

 

映画館は、ほとんど女性。カップルは少数。

 

はっきりと女性向けに作られた作品なので、男性が普通にイメージする映画とは作り方が違っています。

 

男性出演者(久我山柊聖役の杉野遥亮久我山玲苑役の横浜流星
は肌を露出させる。
パンツだけになるシーン(二人とも)

玲苑(横浜流星)の入浴シーン。
アルバイトとして美女モデルに囲まれて肌を露出させる二人。

 

一方、肌を全く露出させない西森葵役の上白石萌音

入浴シーンはないのに、入浴後に、柊聖(杉野遥亮)に、ドライヤーで髪を乾かしてもらっているシーンはあります。また女子高生の制服で「お姫様だっこ」されるシーンでも、パンチラとかしないように、ちゃんと計算して撮影されています。

 

葵をめぐって本気で殴り合いの喧嘩をする柊聖(杉野遥亮)と玲苑(横浜流星)。
一方、葵の親友、渋谷萌(高月彩良)には、平凡だが気の好さそうな彼氏、佐藤亮介(堀家一希)がいるので、葵は安心して悩みを打ち明けられる。

 

ラブシーンで大切なのは、性欲を満たすことではもちろんなくて、男性の優しさを実感して、この人と一緒にいて良かったと思えること。

 

柊聖(杉野遥亮)と玲苑(横浜流星)はプロの俳優だから、この世界観をしっかり演じています。しかし一般男性が見る場合は、この世界観についていけるか、よく分からなくても、興味があるのかがポイントだと思います。(自分にとっては新鮮な世界観でした)

 

一見奇をてらうように上白石萌音を起用したのは、女性プロデューサー、木村元子とのこと。(映画の公式パンフレットより)

 

彼女のラブシーンでは、失礼ながら有村架純のお姉さん、恋んトスでの有村藍里(整形前)を思い出してしまいました。生々しいので下手とは言えないんだけど、何となくイメージするラブシーンとは異質な印象。

 

ラブシーンはさておき、葵役を上白石萌音が演じることで、「地味だけど良妻賢母的な性格の女子高生に、胃袋をつかまれてしまうイケメン二人。」という設定にリアリティが生じていると思います。しかし男子高校生では、賢母の部分には、ついていけず、自分を見失ってしまうことも。特に柊聖(杉野遥亮)。少し年齢が上の人が見る場合には、こんな見方もできそうです。上白石萌音はコミカルなシーン、普通のシーンは、普通にうまいと思います。

 

声の表現力には定評のある上白石萌音。本作でも、長めのプロローグでのナレーションとエンディングテーマを担当。ストーリー本編では、あまり発揮されない才能を存分に示しています。エンディングテーマは杉野遥亮いわく「最初、歌詞を萌音ちゃんが書いたと思ったくらい葵の気持ちに寄り添っていた」(作詞、作曲はandropの内澤崇仁)。エンドロールを見ながら余韻に浸るのに、ぴったりの曲です。


漫画のあらすじによるとクライマックスの学園祭シーンは、映画版オジリナル。

 

bibi-star.jp


少女漫画よりも少女漫画らしい展開を、玲苑(横浜流星)が、ドラマ3年A組の菅田将暉を彷彿させるような熱演で、きっり締める。
主役の二人(葵と柊聖)は、玲苑にリードされている感じ。

 

元AKBの西野未姫が大事なシーンで、出演しているというより映り込んでいるのは、
ある意味バラエティでのイメージ通り。

 


結論
カルチャーショックを楽しみたいなら、男性にもおすすめ。ただし、彼女と行くとダメ出しされているようで落ち込むかもしれません。

 

 

参考にしたブログ1

 

上白石萌音は上手い

 

eigakyorozin.hatenadiary.jp

 

 

参考にしたブログ2

 

やっぱり違和感

yagan.hatenablog.com