好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

春は木の芽時

ドラッグストア「トモズ」とクスリのカツマタの折り込みチラシから
(2019年 4月3日の新聞折り込みチラシから引用)

 

春は木の芽時!
心と身体のバランスを
くずしやすい季節ですね
無理をしないで今日も元気に!

(引用終わり)

 

木の芽時という面白い単語が使われています。
木の芽時という単語自体は「樹木に新芽が出る頃。早春。(大辞林)」などと
普通の辞書にも載っているのですが、このチラシでは少し違う意味で使っています。

 

ウェブ版の精選版 日本国語大辞典の解説では、普通の意味に加えて
「〘名〙 早春の頃。この時候には人の気持が動揺しやすいという。このめどき。」という説明が載っています。(俗語ではなくて、昔から使われていた言葉)

 

今年は改元もあって皆が浮かれている時期こそ、体調を崩したり落ち込んだりする人も多い。それをあまり直接的に言うと野暮なので、逆説的な表現を使って婉曲的に表現する。個人的に日本語の面白さを感じる表現です。