好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

おいしくたべる  松本仲子


 


食に関する理解を深めるための読み物(小学生向けの内容)。


人間は何を食べているのかを知ることが第一のテーマ。

米や小麦は植物の種。にわとりの卵。牛の乳。色々な動物の肉。野菜やくだもの。
食べ物を保存するために、干したり、漬物にしたり、発酵させたり。缶詰やレトルト食品と言った新しい加工法も。

こういった当たり前すぎて、1つ1つ立ち止まって考える機会の少ないことを、イラストを使って紹介していきます。オムレツやキャベツ炒めなど、簡単に試せる料理のレシピも一緒に紹介。

 

後半では、文字通り「美味しく食べる」ための基礎知識を学びます。
甘さ、塩味、すっぱい味、うま味など。香りや色彩、盛り付け、温度の役割。
さらに、腹ペコの時、皆と一緒に楽しく食べる時に、特に美味しく食べられるといった心の問題まで。

 

食物アレルギーや宗教上のタブーについても言及しているのは現代的。
その一方で、栄養や健康に過度にこだわるよりも、「偏食せずに、色々なたべものをおいしく食べる」ことが大切という立場。

 

食に関する基本、おいしい食事について理解することが、健康な食生活の第一歩。

 

 

 

おいしくたべる (こどものための実用シリーズ) [ 松本仲子 ]