好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

東急ハンズがテーマのコミックエッセイ


 

 

1冊全部、東急ハンズがテーマのコミックエッセイ。他の店にあまり置いてない商品、知識の無い素人には難しい商品を、上手く工夫して、お客への情報提供もしながら販売する様子をリポートしています。

 

私の個人的な経験ですが(コミックには登場しません)、キシリトール100%のガムが東急ハンズで売っていたのは驚きでした。こういう商品が色々な分野であるのがハンズの魅力でしょう。ちなみに、キシリトール100%のガムは楽天市場のほうが安いし、歯医者さんから、キシリトール歯周病を予防する効果が無いと言われたので(虫歯と歯周病では原因となる菌が異なるため)、その後、東急ハンズには、あまり行っていませんが。

 

漫画でも紹介されていますが、非常に個性的な作りの渋谷店は好き嫌いが別れるところでしょう。基本的に各階が段差のある3フロアに分かれているスキップフロア。こんな建物になったのは、渋谷駅から遠く(ハチ公口から徒歩8分)、坂道に面した土地を、東急不動産が活用するために作った店舗だからとのこと。

 

また店員さんには、小売業(接客業)は初めてだけど、売り場の商品に関する知識は豊富な人が多く採用されているとのこと。

 

最近では色々な業界や職業を紹介するコミックエッセイが人気ですが、この本はテレビの情報番組(ヒルナンデスなど)のような雰囲気。愛用者(客、消費者、ファン、マニア)目線のため、ステマ番組ならぬステマコミックみたいになっているのは残念。店員さんのインタビューをもっと掘り下げていけたら、漫画としての面白さが増したのかもしれません。

 

東急ハンズには緑エプロンの神々がいる【電子書籍】[ るかぽん ]

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