好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

将棋手筋基本のキ 藤倉勇樹


 

 

初心者でも挫折しないように工夫されている「次の1手問題集」。中盤から終盤にかけての問題をレベル別に合計100問収録。三択の選択肢とヒント付。さらに章ごとに「攻め問題」「受け問題」に分かれています。初級の問題では盤面中の注目する部分が網かけになっており、至れり尽くせり(いたれりつくせり)の内容。

問題は10級、9級レベルから始めて、最後の5問は有段者問題(初段以上)

 

初心者でも、易しい問題ばかり解くのではなくて、少し難しい問題にもヒント付きでチャレンジしてみようという趣旨で作られています。私自身、ヒントを読むと正解を選べた問題も少なくありません。

 

盤面だけでは選択肢が多すぎて、真面目に読む気にならず勘で指してしまう。そんな人でも選択肢とヒント(問題によっては、攻めか受けか、注目する部分)が与えられれば、頑張って3手から5手ぐらい読んでみようという気になる。そういう意味で初級レベルの人には役立ちそうな問題集。

 

形だけで次の1手を選ぶのではなくて、3手の読みを3通り比べながら解いて行くと勉強になりそうです。(1手目は3択で示されているので、実際に読むのは2手目と3手目なので、2手の読みを3通りでも正解は選べそう)

 

将棋手筋基本のキ (マイナビ将棋BOOKS) [ 藤倉勇樹 ]