好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

「辞書」「地図」「図鑑」で頭のいい子を育てる本


 

 

知識のつめこみではなくて、子どもの好奇心の芽を育むことが目標。多くの子どもは好奇心旺盛です。公園の植物、スーパーで売っているお魚。テレビに出てきた地名。こうした機会をチャンスと捉え、親子で図鑑や地図を眺めること。それが頭のいい子を育てるための第一歩。そのためには、「辞書」「地図」「図鑑」をリビングにおいて、子どもの好奇心に対応できるように、親のほうも準備しておくことが大切です。(「辞書」「地図」「図鑑」をリビングに置きっぱなしにして、子どもを放任するのでは、あまり効果は期待できません。)

 

最初は絵本と図鑑の中間のような本(にんじんが登場する「やさいさん」など)から始めて、本格的な図鑑にステップアップしていきます。(その子に合った図鑑を選ぶには図書館の児童コーナーがお勧め)。また日本地図はテレビのお供に最適。地図に慣れてきたら地球儀で遊んだりするのも効果的。

 

辞書は文字だけなので、小さい子が一人で引くのは難しい。子どもが親に質問してきた時などに、親が引いてみせることが大切。(親は言葉の意味を知っている場合でも、辞書を引いている姿を見せることが教育になります)そのうち子ども用の辞書を子ども一人でも引けるようになります。

 

スマホなどのネット検索を覚えるのは、こうしたプロセスを経験した後でも充分。

 

全体的に男の子、または男の子に負けない賢い女の子を想定した内容。女の子の特性を重視する場合には、内容も変わってくるのかもしれません。

 

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある [ 小川 大介 ]