13歳からの経済のしくみ・ことば図鑑 花岡幸子
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円高、円安、GDP、経済成長、株式会社、保護貿易、ビットコイン(仮想通貨)など
経済のニュースでよく見かける基本的な用語を解説した本。1時間から2時間ぐらいで基本用語がチェックできます。「13歳からの」というタイトルですが、どちらかというと経済学にに全く馴染みが無いまま就職活動をしたり社会人になった人向き。日経新聞は難しいと感じる人が主な対象です。
常識として知っておきたい内容が大部分ですが、電子マネーと仮想通貨の違いなどは最近の状況を反映していると思います。また「最近の日本は景気が良い」と言うのは、完全失業率の低さや求人倍率の上昇を根拠としていると言った内容も。
最後の章、経済の歴史では石油ショック(オイルショック)、バブル経済とバブル崩壊、リーマンショックと言った内容が紹介されています。こうした話は、年配の人なら、ほとんどの人が知っていることなので若い人でも確認しておいたほうが良いのかもしれません。
この本は、オフィス街や大学が近くにある書店(有名チェーン店)で大量に平積みにされていました。その本屋さんに勝手に便乗して、このブログでも紹介してみました。