好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

ゆるりまい「わたしのウチには、なんにもない。」


 

 

迷ったら捨てる。捨てて後悔したものは無い。いらないものを、どんどん捨ててシンプルで優雅な生活を目指す断捨離マンガ。

 

もともとは、物があふれる家に暮らしていた作者(女性)。失恋したり、婚約したり、東日本大震災で被災したり、親猫に育児放棄された子猫が家であばれたりと言った出来事を経て、「物を捨てたい病」を発症する過程を描いたエッセイ漫画。(自分自身が試行錯誤する姿を描いた当事者研究マンガと言っても良いかも知れません)

 

単に物を捨てるだけでなく、簡単な掃除で部屋がピカピカになる快感を味わうこと。そして「どうせ持つならお気に入り」をモットーに、本当に気にいったものだけを部屋に置くことで、シンプルな生活が快感に。

 

巻末には、夫や猫と一緒の優雅な生活を連想させる部屋の写真を掲載した「おうち拝見コーナー」も。(マンガでは何となく貧相なイメージで描かれていますが、写真で紹介されているのは、非常におしゃれな部屋です。)

 

物を捨てられない、片付けられない家族(作者の母親と祖母)と、なるべく喧嘩せずに、「捨てる生活」を受け入れてもらうまでの経緯も描かれています。

 

猫と一緒に暮らすならシンプルな部屋のほうが良いと言うのは、その通りだなと思います。

 

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります [ ゆるりまい ]