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救急救命士の一日 医療・福祉の仕事 見る知るシリーズ


 

 

中学生、高校生向けの職業ガイド。救急救命士編。(主に学校図書館向けの本)
救急車に乗って現場に駆けつける救急隊員。その中でも患者が病院に到着する前の救命処置を行うのが救急救命士。どんな仕事をしている人なのか、朝、消防署に出勤してから通常の24時間勤務を経て、翌日引継ぎを行って帰宅するまでを紹介しています。(カラー写真も多数掲載)

 

メインの仕事は、救急車で患者のいる現場に行き、適切な処置をしながら病院まで搬送すること。(人命救助が専門のレスキュー隊員とは別の職種)最近の救急車にはプロ用のAEDや酸素吸入器も準備されていて、救急隊員が行える処置も増えてきているとのこと。

 

勤務中は昼食、夕食ともに外食は不可。昼食は弁当などを持ち込み、夕食は消防署内での調理が基本。夜中には仮眠を取るが、救急出動で、ほとんど寝られない日も。救急車の出動指令がない時は訓練や体力トレーニング、事務処理などを行っている。いずれの時間でも、救急車ですぐに急行できるようにしているとのこと。

 

後半では、実際のなり方について。現在は大きく別けて二通りあるそうです。1つは、大学などで学んでから資格を取り消防士(地方公務員)として就職する方法。もう1つは、消防士として就職してから(地方公務員になってから)、業務を経験して、内部での選抜を得て研修を受ける方法。

 

普段馴染みのない職業を紹介したドキュメンタリー番組を見るように興味深く読めました。また救急車の適切な利用が大切と言うことも伝わって来ました。

 

この本から得た豆知識 敬礼は帽子被っている時に行うもの。

 

救急救命士の一日 10代の君の「知りたい」に答えます (医療・福祉の仕事見る知るシリーズ) [ Will ]

 

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