好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

睡眠ダイエットの本が微妙な内容

肥満外来の女医が教える 熟睡して痩せる 「3・3・7」睡眠ダイエット (SB新書)
左藤桂子

 

図書館で偶然見かけた睡眠ダイエットの本を借りて来ました。


著者は女医、内科医で肥満外来が専門の左藤桂子先生。


3時間は熟睡する、仕事などが忙しくても午前3時には眠る、一日7時間睡眠を目標に。これが出来るだけでも睡眠の質が改善し、健康的にダイエットが出来るというのが「3・3・7」睡眠ダイエットです。本書で、こだわっているのは、体重を減らすことではなく、いかに良い睡眠を取るかと言うこと。朝は目覚まし時計の音ではなくて太陽の光で目覚める。夕食は早めに取る。効果的な入浴法など。こうした内容は、どれだけ痩せるかは別として、実行できれば健康にプラスになると思います。

 

しかし浄水器や空気清浄機、サプリメントにこだわっているのには、個人的には付いて行けないと思いました。

 

また耳鼻科領域のため専門外なのかもしれませんが、睡眠時無呼吸症には全く言及されていません。そのため太りすぎて、大きなイビキをかいたり、呼吸が止まったりする人の睡眠は、この本だけでは改善されないかもしれません。

 

この先生(女医さん)が主なターゲットとしているのは、メタボ検診の結果、嫌々訪れるような人ではなく、ダイエットにはお金を惜しまない人たち。忙しい仕事とダイエットが両立できるなら10万円程度の投資は安いものと思えるような人たちです。それは別に悪いことではないのですが、図書館で、たまたま見かけて借りてきた本だったので、少し驚きました。