好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

少しかしこくなれる元素の話  船登惟希


 

 

少しかしこくなれる元素の話 イラストですっきりナットク!! [ 船登惟希 ]

 電子書籍あり

 

化学が苦手と言うよりも、化学に全く馴染みないない人向きの学習マンガ。

1ページ1項目、一コマ漫画のような大きなイラストに4行程度の説明という構成。

 

水素は燃料電池、ヘリウムは風船に入れる気体、リチウムはリチウムイオン電池スマホのバッテリー)、炭素は黒鉛(鉛筆の芯)やダイアモンド、フッ素は歯磨き粉やフライパンのテフロン加工と言うように元素に関する知識を学んでいきます。

 

人間の身体など生物に関する項目では少しレベルアップ。
鉄は血液の中に含まれる酸素の運び屋、これは知ってる人も多いと思いますが、エビやカニの血が青いのは、鉄ではなく銅を含むからというマニアックな内容も。表紙に載っている「パーマはなぜ温泉の臭い?」の答えは予想外でした。

 

元素発見に関するエピソードも、新型のバーナー(ブンゼンバーナー)を開発したり、皆既日食を観察したり、錬金術師が、おしっこを煮詰めたりと色々。(ちなみに、その時発見されたのは尿素ではなくリン)

 

さらに人工的に合成された元素や原子力関連で話題になる元素、毒薬になる元素も。

ニホニウムは既に発見されていたものの正式に命名される前だったため、ウンウントリウムと言う仮の名前で紹介。

 

中学の理科を全く覚えてない人や理科が苦手な人でも30分から1時間程度で無理なく読めそうです。

 

少しかしこくなれる元素の話 イラストですっきりナットク!! [ 船登惟希 ]